メンタルクリクっていったい何を指す?
精神科との違いは実は「無い」というのが正しいのです。
メンタルクリニックという名称はいわば通称であり精神科という名称では通いづらいという患者さんが多いことからこの名称をつける病院が増えているのです。
メンタルクリニックと精神科では違い微妙にある
正しく言えば、違う場合が多々あるということ。それを説明するためにまずメンタルクリニックの通称を使う病院の具体的な中身を見ていきましょう。
心療内科と精神科を併設している場合が多い
心療内科と精神科の両方を併設し、どんな患者も受け入れられる。
が、その名称だと通いづらいという患者が多いため、メンタルクリニックの名称を使っている。
この場合は、精神科と心療内科の両方を総称してメンタルクリニックをいっている場合が多いですね。
なぜ通称を使うかと言えば、「歯科医院」と「デンタルクリニック」を比べた場合の印象を思い浮かべるとわかりやすいです。
歯科医院は古い感じがしてしっかりした医療が受けられそうです。
デンタルクリニックの方は最先端の医療を行なっていそうなイメージで入りやすい印象があるでしょう。
心療内科だけの場合はメンタルクリニックのケース
心療内科だけを行う場合、精神科とは違ったポジションを取っています。
しかし精神科の患者を誘致するためにメンタルクリニックと称する場合も多くあります。
心療内科の守備範囲は「こころに原因がある身体の病気」を扱います。
診察する医師は「心療内科医」ということになるのです。
「こころ」はあくまで原因であり、治療の対象ではないというとわかりやすいと思います。
かといってこころに対してのアドバイスや治療を行わないかというと、部分的に行なってくれます。
具体的に言えば、初回などは必ずカウンセリングもしてくれます。
が、カウンセリングが本業ではないため、最終的には内科の治療です。
メンタルクリニックと精神科で迷ったらどちらに行くべき?
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当ブログでも、精神科と心療内科、メンタルクリニックの違いをわかりやすく解説しています。
今の自分の症状やこころの状態を判断して、すぐに治療が必要なのか?それともカウンセリングが必要なのか?
それを見極めて行くべき病院を選びましょう。
基本的には最も守備範囲の広い分野で見てもらうことが一番の解決策で、もしかかるべき分野が違っていたとしても紹介をしてもらえることが多いです。
それでも決められない場合は、メンタルクリニックのカウンセリングに行ってみるのも一つの手です!
話をしっかり聞いてもらい、負担を和らげて元気な生活に戻りましょう!