毎日の生活で欠かすことのできない「睡眠」は人の3大欲求のひとつでもあります。
1日平均8時間睡眠をとるとすると、1日のおよそ1/3が睡眠時間。人生の1/3は睡眠でできているのです。
そして寝ている間にエネルギーの合成・筋肉や骨の補修と成長・記憶の整理等々、様々なことが行われています。
良質な睡眠を獲得し、ぐっすりと眠れて目覚めのよい寝方を皆さんはご存知ですか?
正しい寝方とポイントについてご紹介していきます。
一番いい寝方は?
みなさんは普段どのように寝ていますか?人それぞれ好みがあるかと思いますが、一番オススメな寝方は「仰向け」なんです。
仰向けがいい理由とは??
ではなぜ仰向けが目覚めの良い寝方としてお勧めなのかというと・・・
①血液循環が一番スムーズに行うことができ、血栓ができずらいという利点があります。
全身に栄養がいきわたれば、疲れもとれやすいでしょう。
②頭・お尻・背中・かかとの4点がベッド面に触れるので、体のゆがみが生じにくい姿勢となります。
以上から、仰向けがベストな寝方と言えます。
他の寝方の気を付けるポイントは?
他にも横向きやうつ伏せ等の寝方がありますが、それぞれの注意点を見ていきましょう。
横向き
実は横向きにはメリットもあります。睡眠時無呼吸症候群の方や妊娠中の方には、舌根の落下が起こりにくいので適しています。
右向き
お腹が痛い・消化器系の調子が悪いときは右を向いて寝ることで、働きを手助けすることができます。
左向き
貧血気味の方は心臓のある左を下にすることで、血液が心臓に戻りやすくなります。
注意点!!
肘枕など不自然な姿勢となってしまうと、体に負担をかけるので歪みが生じてしまいます。
同じ姿勢を長時間とってしまうと、血液循環が滞るので注意しましょう。
うつ伏せ
まず、胸部と肋骨に極端に負担がかかってしまいます。
そしてO脚を含めた全身のゆがみが生じやすくなります。首にも負担が大きいです。
顎にかかる負担も仰向けより大きく、顎関節症にもつながってしまいます。
さらに女性は胸が圧迫され、胸の型崩れの原因にもつながります。
この機会にうつ伏せのクセは直したほうが賢明でしょう。