- 株式会社リクルート、その後リクルートライフスタイルで現場採用担当を経験し、自分自身が大卒者であるにも関わらず
大卒資格なんていらない。
その理由をお話ししたいと思います。
結果至上主義が市民権を獲得
結果主義と言えば、数年前までは外資系企業を思わせる言葉としてあった。
しかし、国内企業であってもアジア人材の活用に取り組み、その辺りの居酒屋に行けばアジア人が日本語を話して接客している。
これだけグローバルのエッセンスが注ぎ込まれた中で、もはや外資系も国内企業も一流企業であればあるほど差はなくなってきている。
もちろん、大卒資格者が就職として有利になりたい気持ちは、一流企業に入社したいからですね。
なので、大卒資格を考える上で検討すべきは一流企業が大卒をどう見ているか?
それが重要なんです。
一流企業で出世する人は大卒に限らない
リクルートグループなど一流企業は、得てして結果主義です。
結果が出なければ居場所が無いなどの意味ではなく、結果を出す人間が上に上がるということ。
上に上がる、出世するための条件はもはや結果でしか無い。
大卒にも2種類ある
とはいえ、高卒者と東大出身者の2人を比べた時には
当然、東大卒が有利だ。
その理由は大卒にも2種類あることが関係している。
高学歴の大卒
東大や東京6大学に代表される、偏差値60を超えるような一流大学。
ここはやはり「地頭の良さ」がなければ入れない大学なので、有利と言える。
でも、多少。
二流「以下」の大学
以前は三流大学など言われたが、もはや二流は三流と同じ認識だ。
事実として学歴やSPI点数の違いはあるものの、一流企業が既に作り上げた優秀なビジネスを拡大するためには、二流も三流も変わらない。
本人の努力次第で結果は変えられるということが当たり前になっている。
一流大学以外は◯◯が大事
ひとことで言えば「素直さ」もっと正確に言うと、言われた全てのことを、まずやってみる圧倒的素直な実行力である。
賢いことは一流企業の幹部が既に考えであるため、わざわざ新卒でビジネス経験のない社員に頼る必要なんてない。
というのが実際の本音。
とにかくやってみて、結果を出し、そしてそこから地頭の良さを発揮してのし上がってくれればそれでいいのだ。
結果も出せずに企業の空論を話す人間が上に上がれるほど、今の日本の一流企業は甘くないってことですね。
結果を出すというと大げさですが、一流企業には
「素直にやれば結果が出る」仕組みやナレッジが溜まっています。
だからこそ、大卒にこだわるより求められたものに対して結果から逃げず言い訳しない人材の方がよっぽど就職に有利であると言える。