高卒 大卒資格コスパが違いすぎる。元採用担当者から見る就職への影響

高卒か大卒かどちらが良いのか。。?

高卒だけど大卒資格は取得した方が良いのか。。?

大卒資格は何百万もかかる大きな出費になるだけに、将来にしっかり役立ってくれるのか気になるところ。

大手企業で採用担当を行ってきた筆者が現場感を踏まえながらお話ししたいと思います。

大卒資格を取得するコスト

大卒資格を考える上で一番気になるポイント。

時間の観点も大事だけれど、費用は捻出が難しいためしっかり検討しておきたいところ。

大学に入り直した場合

夜間や通信という方法で入り直す場合が多いよう。

費用は約100万円〜300万円。

私立大学の夜間であれば、4年制で約200万〜300万。

放送大学などの通信制の場合、100万円〜150万円で済む場合も。

大卒「資格」だけを単に取得するなら放送大学がオススメだ。

通信制の大学の中で、もっともウェブ講義やオンデマンド講義が充実していて、学生同士の遠隔でのコミュニティもあるのが安心。

高卒と大卒のコスパを考える

単純に上記のコストが上乗せされるのが大卒ですが、実際給料はいくら違うのか??

平均的な年収の差は、20代で約50万円〜100万円は違う。

この計算で言えば1年〜3年で大卒資格のコストは回収できることになる。

でも、こんなに単純なものではないのが現状。

大卒と高卒で給与を分けない企業も多い

意外かもしれないが、一流企業なんかは大卒と高卒の給与テーブルの違いなんてものはとうの昔に廃止してる。

結果、能力の差によって給与が支払われるわけだ。

特に外国人を雇ったりしているグローバル企業なんかはそうだ。

外国の大卒と日本の高卒の明確な区別なんてできない。

大卒は有利だが絶対じゃない

私が在籍していた株式会社リクルートでは、東大卒の年上営業マンを高卒のマネージャーが管理する。

そんなこともあった。

以前にも増して、その人自身の価値というのを企業がしっかり判断する様になったと感じた瞬間だ。

 

大卒資格を取得するコスパは簡単に測れないものの、大卒資格を取得し就職するまでの時間を使って、有意義な経験をすることができるのも資格取得のメリットなので、自分自身の価値を上げる良い機会にしてもよいと思う。

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