就職や転職のタイミングで気になる初任給や報酬の目安。
高卒と大卒でスタートの金額が違う会社も多々ありますよね?
でも気になるのは、「20万円〜」など、新卒入社や若手採用に関しても給与の幅がある場合。
能力や資格次第で給与が変わる場合に、通信制大学の卒業資格は本当に価値が発揮されているのか??
という点を解説したいと思います。
「通信制」ということに問題はない
高卒と専門卒、大卒とで給与のスタートが変わる場合、通信制の大学でもしっかり大卒の給与に含まれます。
「通信制だから1万マイナスで」そんな適当なことは起こりません。
しかし実際採用の現場においては、大卒と通信制大卒の間には大きな壁があるのが事実です。
通信制を卒業した年齢が問題
普通、四年制の大卒の場合、浪人や留年をしたとしても22歳か23歳で就職試験を受けることになります。
ただ、通信制大学の出身者の場合、25歳を超えていたり30歳近くで大卒資格を取得したりと年齢が高い傾向にあります。
これは当然で、一度専門学校に行って就職し、やはり大卒資格が欲しくて通信制大学へ。。こうなった場合25歳近くで大卒資格取得となるケースが多い。
通信制は留年しやすい
通信制は統計的に中途退学、留年が普通の大学に比べて何倍も高いです。
それは通信制であるがゆえに、自分ひとりの意志の力だけで勉強を続けなくてはならないことが大きな理由にあるようです。
だからこそ、通信制大学の大卒資格者は就職の時点で年齢が比較的高くなってしまっているとも言えます。
年齢が高いと評価されるものが違う
22,23歳では高卒なのか大卒なのかが要は評価されている現状な訳ですが、25歳や30歳近くとなるとそんなことはほとんど関係ないと言っても良いでしょう。
大事なのは、「どんなスキルを持っているか?」です。
しかも実績を踏まえて証明できるスキルのことです。
それは、ビジネスの現場でしか得られないものであり経験できないもの。
大卒資格がある無いよりもこの年齢では重要視される訳です。
正しく言えば「資格」より大事なものがある
ということ。
タイトルで述べていることは、こういった背景があって、事実上活かされていないと言えます。
早い段階で通信制大学に入学し、ビジネスの経験も積みながらしっかり卒業できていたら、逆に何の問題もない、むしろ強みへと変わります!
年々こういった「書類上の評価」よりもその人自身のスキルを評価する企業が増えているので、自信を持って色々な企業にチャレンジすべきですね。