今年も京都の清水寺で発表された「今年の漢字」
今年は「北」が選ばれました。
「北」と言って思い出すことしの出来事と言えば何でしょう??
普段ニュースを見ない私なので、この機会に「北」に込められた深い謎に迫りたいと思います。
今年の漢字 一文字とは?
『漢字の日』である12月12日がそもそもの起源。
1995年から、漢字の日にちなんで『今年の出来事』を端的に表す漢字一文字を発表することになったのです。
選出の方法は極めて民主的で、個人・団体問わず投票に参加できるのです。
そのため、国民の思いがそのまま今年の漢字に表されることから、信頼性のあるイベントとして認知されています。
11月からの約1か月の投票期間を設けたのち一番得票の多い漢字を『今年の漢字』として発表されるのです。
投票制ということで、情報操作?マインドコントロール?が入るスキがないのが今年の漢字の良いところだと思っています。
運営元は信頼の日本漢字能力検定委員会
日本人なら誰もが聞いたことのある「漢検」を実施している日本漢字能力検定委員会が運営しています。
不正が入る隙がないのはこういったところからも垣間見得て、漢字好きの私としてはどんどん応援したい、今年の漢字イベント。
「北」に込められた深い意味
北といってもいろいろあります。
北九州、北海道、北キツネ、大阪キタなどなど。。
しかし、2017年に限っては「北」と言えば早朝に起きたアノできごとを思い浮かべる方が多いでしょう。
「北」の一番の理由は北朝鮮
北朝鮮のミサイル発射で驚いた日本人も多かったことでしょう。
核実験の強行も今年は物議を醸しましたね。
隣国である韓国と比べ、今年は何かと話題に上がった北朝鮮が「北」の一番の理由だったと考えられます。
しかしここで注目したいのは、北朝鮮などの移民(隠れ含む)人たちが近年増えていること。
その分、北朝鮮という国は近い存在になったわけですが(アルバイトの店員なんかは韓国人と言って実は北朝鮮人だったりすることは多々ある。)
遠い存在だと思っていた人々が身近に現れるようになったことで、今まで他人事のように捉えていた日本人がより一層北朝鮮の動きに敏感になったと考えることもできてしまいますし、私自身が周りの知人の発言などを聞いて、よりそう思います。
近くに感じるからこそ、敏感になっているなと。
私は年に数回海外で仕事をするためその辺はもう感覚が壊れてますが、なおさら近年の日本人の感覚の鋭さを感じています。
他の「北」理由
北海道産じゃがいもの不作であったり、北海道日本ハムの大谷翔平選手・清宮幸太郎選手の活躍。
競馬界を轟かせたキタサンブラック、そして九州北部豪雨などが選ばれた理由としても考えられます。
が、やっぱり誰もが知ってる「今年の北」は北朝鮮のミサイルでしょうかね。
選出されなかった他の漢字
・2位「政」
・3位「不」
・4位「核」
・5位「新」
・6位「選」
・7位「乱」
・8位「変」
・9位「倫」
・10位「暴」
などがノミネートされていました。
漢字一文字ということで、より凝縮された想いが入り込んで大好きな企画です。
私たちも年の瀬、新年を迎えるということで「漢字一文字の抱負」などよく発表しあったりしますよね。
漢字一文字に縁のある時期なので、この機会に今年一年を振り返ったり、来年の抱負を考えたりして見たいものですね!