公益財団法人「日本漢字能力検定」が企画し運営する「今年の漢字」。
毎年、12月の漢字の日にちなんで今年印象残ったできごとや今年の日本を象徴する漢字をアンケート方式で決定する、極めて民主的でフェアな決め方をする「今年の漢字」です。
漢字一文字にここまでの想いや歴史が詰まっているんだなと毎年感慨深く思っています。
そんな漢字一文字に全てを込める日本人ならではの「今年の漢字」うぃ振り返って見たいと思います。
2017年 今年の漢字「北」
一番にあげられるのは、「北朝鮮」ですね。
ミサイルが日本上空を通過したのは一度ではありませんでした。早朝にJアラートがいたるところのスマホで鳴り響いた時の恐怖はなんとも言えないものがありました。
その印象の強さから選ばれたと言えます。
2016年 今年の漢字[金]
(キン・コン/かね・かな・こがね)
リオ五輪に沸き、東京五輪に希望を託した「金」(キン)と、政治と「金」(カネ)問題に揺れた年。スポーツ界に新たな金字塔、マイナス金利初導入、シンガーソングライターの金色衣装などにも注目が集まった。
2015年 今年の漢字[安]
国際紛争や自国の守備に関わる安全保障関連法案の審議で、与野党が対立したことが大きく影響。
その採決に全国民が注目した年でもあります。
世界で頻繁に起きているするテロ事件、紛争などが取りざたされました。
また、異常気象も人々を不安にさせた年でもあります。
2014年 今年の漢字「税」
消費「税」率が17年ぶりに引き上げられた歴史的な年。
「税」負担は誰がすべきか?税金の使い方は正しいのか?「税」に関わる話題が毎日ニュースを賑わせていた年です。
2013年 今年の漢字[輪]
一番有力な印象的な出来事といえばオリンピック。
数多いニュ省によって日本中が文字通り「輪」になって歓喜にわいた年と言える。
また、震災に関しても人と人とのつながりの「輪」を国民が感じた1年と言えます。さらにこれから先に向けた更なる「輪」への期待も兼ねていそうです。
2012年 今年の漢字「金」
「金」に関する天文現象の当たり年だったことが要因となっていそう。
さらに数多くの金字塔、記録が打ち立てられた1年となりました。
さらに、政治や企業など「金(カネ)」をめぐる不祥事や問題が表面化したとしでもあります。
今年の漢字は人の手を入れずにアンケート方式で行われているだけあり、リアルな民意が反映された数少ないコンテスト(?)と言えそうです。
特に選出多いのは「金」ですが、その年によって表現される意味合いが180度違っているのも興味ふかいと個人的に思い意味が深いなと考えさせられます。