2017年12月18日、SHINee(シャイニー)ジョンヒョンさんが自殺で死去したことが報道されました。
死去する数日前から「うつ病で辛い」というメッセージを実姉に送るなど、人生に悩んでいたことがわかってきた。
韓国人は自殺が多い
実はパク・ヨンハなど、韓国の芸能人は自殺することが日本に比べ多いのです。
韓国人は、日本人に比べプライドが高いと言われています。
そのため、一度トップクラスまで上り詰めると、少しでも下降することを日本人よりも重く受け止めます。
今回のジョン・ヒョンさんが自殺に至った経緯の中で「うつ病」ということも本人がはっきり発言しており、人生に悩む芸能人が多いことが見受けられます。
自殺の原因は売れるための営業活動
韓国は日本に比べ、いわゆる「枕営業」なるものが活発です。
男女ともに、仕事を取るためにはある程度やりたくないことも多々行わなければならないというのが韓国芸能界の流れです。
前述した様に、仕事が例えば減ってきた、これからの拡大が難しくなってきた。
そんな時はプライドが傷つく様な営業努力を行わなくては生きていけない韓国の芸能事情もあるのです。
残された遺書の行方
遺書は報道直後に公開されたものの、すぐに非公開となりました。
しかし、ネット上で流出し、結果的に公開されました。
<ジョンヒョンさんの遺書全文>
僕は体の中から壊れてしまった。じわじわと僕を蝕んでいった憂鬱は結局、僕を飲み込み、僕はそれに勝てなかった。僕は自分を憎んだ。切れ切れになる記憶をつかんでいくら気を引き締めろと大声で叫んでみても答えはなかった。詰まった息を再び息できるようにすることができないなら、いっそ止めてしまったほうがいい。
僕の責任を負えるのは誰なのか尋ねた。君だけだ。僕はたった一人だった。終わらせるという言葉は簡単だ。終わらせることは難しい。その難しさのために今まで生きてきた。逃げたいだろうと言った。その通りだ。僕は逃げたかった。僕から。君から。
そこにいるのは誰かと尋ねた。僕だと言った。また、僕だと言った。そしてまた、僕だと言った。なぜそんなに記憶を失うのかと聞いた。性格のせいだという。そうなのか。結局、全部僕のせいなんだ。気づいてほしいと願っていたが、誰も気づかなかった。僕に会ったことがないのだから僕がいることに気づかないのも当然だ。
〜 中略 〜
世の中とぶつかることは僕の役割ではなかったようだ。世の中に知らされているのは僕の人生ではなかったようだ。全部、だから辛かったんだ。ぶつかって、知らされたから辛かった。なぜそれを選んだのだろうか。お笑いだ。今まで耐えていたのがえらい。これ以上、何の言葉を加える? そのままお疲れ様、と言って。これぐらいならよくやったと。よく頑張ったね、と言って。笑うことはできなくても、責めたまま死なせないでほしい。お疲れ様。本当に頑張った。さよなら。
ジョン・ヒンさんの死因は練炭自殺
練炭自殺のため死因は一酸化炭素中毒による窒息死とみられている。
宿泊先のホテルで練炭を使った形跡が確認されています。
練炭を燃焼させると、一酸化炭素が発生し、その一酸化炭素を吸うことにより、体内を酸欠状態にするなる。
それで窒息する自殺方法を選んだものの、即死ではなかったことを考えると簡単ではなかったと思われます。
遺書の内容やこれまでの彼の活躍ぶりから、いたたまれない気持ちでいっぱいですね。
ファンの方の悲痛な叫びがネット上を賑わせています。