天ぷらだったりソバのトッピングだったりエビの天ぷらはとっても人気のメニューですよね。
でも、「体に悪い」とか「痛風の原因だ」なんて言われたりすることもよくありますね。
逆に体に良いとか栄養素が豊富とかそんなことを言われたこともありません?
エビの尻尾は食べていいのか食べちゃだめなのか。
ホントはどっちが正しいのか検証!!
エビの尻尾は栄養の宝庫
エビの尻尾の栄養成分は主に3つ!
カルシウム
まずカルシウムがとっても豊富!
イライラが解消される栄養素としてカルシウムはよく知られてますね。
エビの骨格の一部ですから、当然しっかり栄養素が入っています!
キチン
キチンは体の中にある悪玉コレステロールであったり不要な塩分を体外に排出する、いわばデトックスの効果を発揮する栄養素!
アスタキサンチン
赤い色素を持つアスタキサンチンは体に有用な色素成分で、抗酸化作用のある老化防止の働きをする栄養素。
エビのシッポには多くの健康になりそうな栄養が詰まっていることがわかります。
高齢だと尻尾は食べない方が良い
シッポにはキチンで構成されていると書きましたが、これは動物性食物繊維でできているんですね。
実はこのキチンは胃酸などで溶けにくいので消化されにくいのです。だからこそデトックス効果もあるわけですね。
そこで消化機能が低下している高齢者の場合は便の排出に支障をきたす可能性があります!
消化不良を起こしてしまっては、胃を傷つけてしまい胃炎や腸炎の原因になることも十分に考えられるのです。
熱処理が甘いシッポは要注意
生のものや火が良く通っていないものは絶対に食べてはいけない!
エビの体の中でも水が溜まりやすい尻尾は、実は雑菌も繁殖しやすい場所なのです。
下処理のしっかりしている、十分過熱されたシッポでないと、雑菌が体に入ってしまうので注意が必要。
エビの尻尾はサクサク感が美味しい!大好きな方もたくさんいますね。
ここまで書いた条件をしっかり考えて食べれば、健康にも良いしどんどん食べて大丈夫な食材です!