ネットオークションや、メルカリやフリルなどのフリマサイトの登場により、郵送手段がより複雑となりました。
クロネコメール便はもうない
信書に対しての取り締まりが強まった結果か、クロネコヤマトはサービスを廃止しています。
メール便では封筒に入るものであれば定形外でも80円で送ることができた、出品者にとっては最強の郵送ツールでした。
角形2号(角2)封筒は何で送るべきか
オークションで売れた商品でCDや本など、定形外で送るには高すぎるけど、メール便なき今何で送るべきなのか。というものがあります。
角形2号封筒というのは、240 × 332 ミリの一般的にポストに投函できるMAXサイズの封筒です。
インターネットの契約書控えなどの大きめの郵送物などが入っているサイズの封筒、と言えばわかりやすいでしょうか。
〜1kgまでは全国一律のクリックポストを活用するのがベスト
角形2号サイズまでの郵送物に対しての郵送方法は各社様々用意しています。
クリックポストは郵便局が提供するサービスですが、A4サイズまで厚さ3cm・重さ1kgまでの郵送物を全国一律164円で郵送が可能です。しかも、追跡サービスのついていて、ネットで簡単に調査が可能です。
同じ郵便局のサービスでいうと定形郵便物 というサービス
・25g以内 82円
・50g以内 92円
というものがありますが、単なるポスト投函で商品の紛失の補償は一切ありません。オークションやフリマアプリ取引で追跡サービスがないのは、トラブルのもとですので絶対に避けるべきです。その点で言うと、定形外も発送手段としては避けるべきです。
仮に商品が紛失されてしまったら、商品の売上損失はもちろん、返金の必要があれば手数料、そしてその対応如何では悪い評判をつけられる可能性も十分にあります。
ちなみに、チケットなどの薄い紙類を送る場合は、自分で組み立てて使うミニレターというサービスでもいいです。
料金は25gまで62円なので、本当に数枚の紙を送る場合に最適です。
1kg〜3kgで封筒に入る場合、ゆうメールがベスト(本・CD・DVDが複数の場合)
1kgを超える本・CD・DVDの販売は通常あまりないと思います。DVD BOXが売れたとしても、封筒に入らないですので、使う機会は少なめです。
料金体系としては
重量 ~150g ~250g ~500g ~1kg ~2kg ~3kg
運賃 180円 215円 300円 350円 460円 610円
となっていますが。重要なのは~2kg ~3kgの部分です。この重量に該当する場合は使用を検討してもいいと思います。
封筒に入らない大きめの荷物はレターパックが最適
オークション・フリマアプリでの郵送手段ににおいて、一番考えるべきは最安値は何か?よりも常に最安値レベルになる郵送方法は何か?です。
いろいろな地域の方から注文が入るので、全国一律でない料金体系の郵送方法を選ぶと、数十円・数百円のコストを節約できたとしても(以外と)膨大な時間がかかります。なので、最安値レベルの郵送方法を選んでおけばいいのです。
封筒に入らないものになってくると、箱BOONや宅急便、ゆうパックなど、さまざまあり、サイズなどによる料金体系もバラバラで、しかも距離に応じての金額もバラバラです。
これを毎回住所入力してサイズ測って料金比較する。。考えられないですよね。
そこで優秀なのが低料金で全国一律のサービス。旧レターパック500&350、その前はエクスパック500。
現在は
・レターパックライト 360円 (A4・重量4kg以内・厚さ3cm以内)
・レターパックプラス 510円 (A4・重量4kg以内・厚さ制限なし)
エクスパックの優れている点は、定額料金で事前に購入しておけてポストに投函できる。という点でしょう。
これさえ持っておけば、面倒な発送手配もいりません。ポストに入らなければ郵便局に持ち込んで手渡すだけです。(5秒で終わり)
レターパックライトの方は3cm以内ということで、重くない限りはクリックポストで事足りるため使用頻度は少ないですが、レターパックプラスであれば4kg以内のものは迷ったらレターパックでいいと思います。
レターパックに入らないものは基本ゆうパック
大きな荷物はゆうパクが安いです。特に衣類などは大きめになりがちなのでゆうパックがオススメです。
・60サイズ 60cmまで
・80サイズ 80cmまで
・100サイズ 100cmまで
・120サイズ 120cmまで
・140サイズ 140cmまで
・160サイズ 160cmまで
・170サイズ 170cmまで
この料金体系に距離が加わってきます。が、様々検討しても最安値レベルです。
大きくても軽いものであれば箱BOONが安いですが、そこを比較検討する手間を考えれば大きかったらゆうパック、で時間コスト削減です。
メルカリ・フリルならメルカリ便・フリル便が最強
特に一番大きな荷物サイズである宅急便が安すぎる。最大60%以上の値引き率です。
なぜやすいかと言うと、距離による金額差がある宅急便を、全国一律料金で提供しているからです。
その差額は運営側が支払ってくれるサービスです。
複数商品を出品する場合、自分の中でこのサイズはこの方法、と決めておくことが、時間と手間の削減の近道です。