憧れのジューンブライド!意味や由来はご存知ですか?

憧れのジューンブライド!意味や由来はご存知ですか?

未曾有のパンデミックを経験する中で、結婚への意識が変わってきているのをご存知ですか?コロナ禍で社会情勢が不安定となったことで

“パートナーを得たい”

“結婚したい”

と考える20代の女性が増えてきたんだそうです。

“結婚”と言えば、結婚にまつわる言い伝えの一つである『JUNE BRIDE(ジューンブライド)』。聞いたことはあるけれど、理由や由来はいったい何でしょう?この記事では、そんなジューンブライドについて、起源や理由を説明していこうと思います。

ジューンブライドについて

6月に結婚式を挙げると、一生涯にわたって幸せな結婚生活を送ることができると言われています。そのため、この「ジューンブライド」は女性の憧れとも言われてきました。

ジューンブライドの起源と由来

さて、ジューンブライドの起源は「ヨーロッパ」にあります。そして、その由来には3つの説があると言われています。

①神話の女神説

ローマ神話の主神である、ユーピテル(もしくはユッピテル【ラテン語:Jūpiter, Juppiter】)の妻・ユーノー(もしくはユノ【ラテン語::Juno】)が由来になっているという説が有力とされています。

ローマ神話において女神・ユノは、女性の守護神。結婚生活を守護し、出産を司ると言われています。また女性の守護神でもあることから、月とも関係があるとされています。ローマ神話では1月~6月まで、それぞれの月を守る神様が存在しますが、女性を守護する女神・ユノが守っているのが「6月」。そんなユノが守護している6月に結婚すれば、全ての加護を受けられるということで『6月に結婚すると幸せな結婚生活を送ることができる』と言われるようになりました。

②結婚が解禁になる月説

その昔、ヨーロッパでは農作業が最も忙しくなる3月、4月、5月には婚姻が禁止され、その3ヶ月を過ぎた6月に結婚が解禁になりました。結婚を心待ちにしているカップルは、解禁月である6月にこぞって結婚式をあげたことから、ジューンブライドで多くの人から祝福されると言われています。しかしながら、根拠や歴史的背景が曖昧ではあります。

③結婚式に最適な季節説

ヨーロッパでは、6月が1年の中で最も雨が少なく天気のいい日が多い「気候のいい月」になります。心地よい気候で結婚式が執り行え、天気にも恵まれ多くの人に祝福してもらえることから、6月に結婚式を挙げると幸せな結婚生活を送ることができると言われています。

SOMETHING FOUR(サムシングフォー)について

そんなジューンブライドに、さらに素敵なおまじないをかけるのはいかがでしょうか?花嫁がもっと幸せになるおなじない『Something four(サムシングフォー)』。結婚式で4つのアイテムを身につけることにより更なる幸福を呼び込むと言われています。

SOMETHING FOUR(サムシングフォー)の由来

このおまじない、ヨーロッパでは200年以上前から取り入れられているそうです。この習慣の由来としては、イギリス童謡であるマザー・グースの詩が挙げられます。

Something Old , Something New,

何かひとつ古いもの、 何かひとつ新しいもの

Something Borrowed , Something Blue,

何かひとつ借りたもの、何かひとつ青いもの

And a Sixpence in her shoe.

そして靴の中には6ペンス銀貨を。

SOMETHING FOUR(サムシングフォー)=4つの何か

サムシングフォーは、直訳すると”4つの何か”。では、具体的に見ていきましょう!

Something Old(サムシングオールド)

― 何か古いもの。

家族の絆や、家族の伝統を象徴します。祖母や母から譲り受けたものを身につけるのが一般的です。

Something New(サムシング ニュー)

― 何か新しいもの。

未来への希望を象徴します。未来への希望と幸せを願い、結婚式に向けて新品のものを用意します。

Something Borrowed(サムシングボロー)

― 何か借りたもの。

姉妹や友人との繋がりを象徴します。また、幸せをあやかるという意味もあります。すでに結婚して、幸せになっている姉妹や友人から何かを借りましょう。

Something Blue(サムシングブルー)

― 何か青いもの。

花嫁の純潔や清らかさを象徴します。また、幸せを呼ぶ色とされる”青”を指しています。結婚式 服装では、人目につかないように”青いもの”を身につけるのが良いとされています。

最後に

今回は、ジューンブライドの起源や由来、サムシングフォーについてご紹介しましたが、いかがでしたか?女神・ユノの加護を受けて見守られた6月の花嫁。そしてサムシングフォーのおまじないで、さらなる幸せを呼びこんでの結婚式。人生の大きな分岐点でもある結婚に、ジューンブライドやサムシングフォーを選んでみてはいかがでしょうか?夢が膨らんで、筆者も書いてるだけで幸せをお裾分けしてもらっている気分です♪

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