昨年のクリスマスイブに公開された映画は興行収入135億円超え、アニメ版第2期の放送が2023年に決定するなど、勢いの止まらない「呪術廻戦」。今や知らない人の方が少ないかもしれない大ヒット漫画です。今回は、そんな「呪術廻戦」の魅力やあらすじを紹介をしていきたいと思います。
呪術廻戦について
呪術廻戦は、2018年から「週刊少年ジャンプ」にて連載されている芥見下々(あくたみげげ)による漫画です。元々は、2017年に「ジャンプGIGA」連載された「東京都立呪術高等専門学校」という読み切り作品でしたが、読者からの人気を得て、現在知られている「呪術廻戦」という作品が生まれました。
虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)が主人公の「呪術廻戦」に対して、読み切りの「東京都立呪術高等専門学校」では、乙骨憂太(おっこつ ゆうた)が主人公として描かれました。呪術廻戦に、乙骨憂太が虎杖の先輩として登場しているのもこれが理由です。2018年に「呪術廻戦」の前日譚として「呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校」が発売され、昨年に公開された「呪術廻戦 0」はこちらが原作となっています。
あらすじ
並外れた身体能力を持つ虎杖悠仁は、両親の顔も知らず、祖父に育てられた高校1年生。オカルト研究部に所属する虎杖は、ある日学校で見つけた小さな怪しい箱を先輩に渡す。その箱の中には御札の巻かれた呪物が入っており、先輩たちは興味本位にその御札を夜の学校で剥がしてしまった・・・。
御札を取られた呪物に反応し、近くにいた多くの呪霊が先輩たちを襲う。虎杖はその呪物を探していた呪術高等専門学校の伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)と共に先輩たちを助けに入る。間一髪で先輩たちを助けるも、唯一呪霊に対応できる「呪力」を持った伏黒がやられそうになってしまった。呪力を持たない虎杖は、その場を乗り切るための「呪力」を手にするため、箱に入っていた最凶最悪の呪霊「両面宿儺(りょうめん すくな)の指を飲み込んでしまう。何とか危機を乗り越えるも、両面宿儺に自我を奪われてしまう虎杖。だが驚くことに、虎杖は自我を取り戻し、宿儺を押さえつけることができていた。それを見た呪術高等専門学校の教師・五条悟(ごじょう さとる)は虎杖の素質を見抜き、呪術師にするため呪術高等専門学校へと編入させる。
「呪術廻戦」の魅力と人気の理由
呪術、いわゆる「呪い」を題材にしている作品ですが、とにかくかっこいいし面白いです。語彙力がないように見えますが、実際に見てみれば分かります!呪力や領域展開など、厨二病心をくすぐられるようなものが豊富。そして、個性豊かなキャラクターたちに戦闘の描写や学校生活など、シリアスなシーンからコミカルなシーンもバランスよく描かれています。友情や協力、成長など少年漫画ならではの要素に加え、様々な登場人物に焦点がいくため、悪役でさえも感情移入をすることができます。
アニメ版「呪術廻戦」の魅力
原作はもちろん、アニメも人気の「呪術廻戦」。アニメ第1期を手がけたアニメーション制作会社「MAPPA」は、「賭ケグルイ」や最終章へと突入している「進撃の巨人 The Final Season」なども手がけています。
このMAPPAは、とにかく作画が凄いです。通常時の作画もいいですが、戦闘時の作画の迫力が見事で非常に綺麗です。滑らかな動きや音楽との兼ね合い、カメラワークなどはまさに鳥肌モノ!さらに榎木淳弥、諏訪部順一など多くの有名声優たちの演技も魅力の1つです。
第2期放送決定!
嬉しいことに、2023年にアニメ第2期放送が発表されました!第1期は8巻の途中までだったので、第2期は8巻の64話からだと推測されます。第1期が非常に良かったので、第2期にも期待が高まります!また、「呪術廻戦」の物語が大きく動き出す「渋谷事変」がどのように描かれるのか楽しみですね!!