現在放送中の日曜劇場「オールドルーキー」は、綾野剛さん演じる主人公の元サッカー選手がセカンドキャリアとして「スポーツマネジメント」の仕事に力を注いでいくストーリーです。実在の現役アスリートも登場したりするので、ドラマなのにスポーツ界のリアルな現状が見えたりもします。今回は、そんな話題のドラマ「オールドルーキー」について調べてみました。
ドラマ「オールドルーキー」とは
あらすじ
元サッカー日本代表の新町亮太郎は、37歳で選手としてピークは過ぎたものの、J3チームに所属し、愛するサッカーに力を注いでいた。しかし、突然所属チームが解散になり、そのまま現役引退となってしまう。
サッカー一筋で生きてきた亮太郎は、再就職の厳しさに直面することに。そんな時、以前移籍の相談をしたスポーツマネジメント会社「ビクトリー」の社長・高柳雅史から、「うちで働いてみないか?」と声をかけられ、働くことに。表舞台の選手の立場から裏方の選手を支える側へ。スポーツに関わりながら、選手ではない立場で懸命に挑む亮太郎の第二の人生は、どうなるのか・・・。
キャスト
新町亮太郎(綾野剛)
主人公。元サッカー日本代表でセカンドキャリアとして、スポーツマネジメント会社「ビクトリー」で働く
新町果奈子(榮倉奈々)
亮太郎の妻。元人気アナウンサーで専業主婦だったが、家計のため仕事をし始める。
新町泉実(稲垣来泉)
亮太郎の長女。自慢の父親の引退を受け入れられずにいる。
新町明紗(泉谷星奈)
亮太郎の次女。幼いので父親引退は理解できていないが、姉と父が不仲になったことを悲しんでいる。
糸山留美(生田絵梨花)
亮太郎の妻の妹。グルメライター。
高柳雅史(反町隆史)
「ビクトリー」の社長。果奈子の大ファン。
深沢塔子(芳根京子)
「ビクトリー」の入社5年目の優秀社員。亮太郎の教育係。
城 拓也(中川大志)
「ビクトリー」の高学歴若手社員。亮太郎のファン。
真崎かほり(岡崎紗絵)
「ビクトリー」の社長秘書。
梅屋敷聡太(増田貴久)
「ビクトリー」のエース社員。8年後輩の塔子をライバル視している。
葛飾吾郎 (高橋克実)
「ビクトリー」最年長社員。元プロ野球選手で、チームを解雇された際に声をかけてくれた高柳に恩義を感じている。
新町亮太郎は実在するの?
このドラマの主人公「新町亮太郎」は、福岡県久留米市の出身。5歳頃からサッカーを始め、2003年にJ1鹿島アントラーズに入団し、新人王を獲得。2009年にサッカー日本代表に選出され、4試合に出場。2020年にJ2東京ヴェルディへ移籍、2022年にはJ3ジェンマ八王子へ移籍するも、チームの解散で現役引退という経歴があります。
ドラマの設定とはいえ、実在のチーム名も出てきて、非常にリアルです。おそらくモデルとなった人物がいるに違いないと思い、調べてみたところ近い人物がいました。
亮太郎のモデル?①「黒部光昭」
京都パープルサンガなど4つのチームで活躍し、J3のカターレ富山を得て「37歳」で引退した黒部さん。選手としての経歴を見ると、非常に似ています。引退した年齢も同じですし、合同トライアウトを受けていたという経歴も似ています。
亮太郎のモデル?②「中山雅史」
亮太郎は底抜けに明るい性格で、現役時代は「I Have a Dream」と叫ぶパフォーマンスを披露していました。
明るく、パフォーマンスが上手だった元サッカー選手といえば、ゴン中山の愛称で親しまれた「中山雅史」さんではないでしょうか。奥様は女優の生田智子さんで、妻が有名人という点も似ています。
亮太郎のモデル?③「澤井芳信」
アスリートマネジメント会社「スポーツバックス」の創設者で社長の「澤井芳信」さんは、スポーツ選手からスポーツマネジメント業へ転身したという点で重なります。
澤井さんは、1998年に甲子園で松坂大輔さん擁する横浜高校と決勝で戦い、その後同志社大を経て、社会人野球へ進みます。4年間の現役を経て引退しますが、引退を考えた時に、その後の人生について考え、スポーツマネジメントの道に進んだそうです。
亮太郎のモデルかどうかは言及されてはいませんが、スポーツマネジメントの分野においては、澤井さんの会社「スポーツバックス」がモデルとなっているようです。
まとめ
この記事では、「豪華俳優が出演中の日曜劇場『オールドルーキー』モデルいるの?」と題し、出演キャストの紹介と主人公・新町亮太郎のモデルとなる人物を調べてみました。実際のところ、亮太郎のモデルが誰かは公表されていませんし、オリジナル脚本ドラマなので実在の人物のストーリーではないですが、現役アスリートが出演したり、念入りに取材して作られたドラマなので、ノンフィクションのような感覚で見れるのかもしれません!亮太郎の成長とアスリート達の未来が楽しみなドラマです。