夏の恒例となっている日テレのチャリティ番組「24時間テレビ」。中でも、番組の目玉となるチャリティマラソンは、毎年注目を浴びています。
2022年はお笑いコンビ・EXITの「かねちー」こと兼近大樹さんが24時間テレビランナーを務め、笑顔で走り切る爽やかな姿が印象に残りましたよね。
毎年様々な思いを胸に24時間テレビマラソンに挑むランナーたち。今回は、歴代のランナーたちと走行距離をまとめてみました。
24時間テレビマラソンとは
番組の目玉となるチャリティマラソンは、1992年の第15回目にあたる放送からスタートした企画です。決して諦めず、目標に向かって懸命に頑張って24時間走り続ける姿を生放送でリアルに感じてもらい、福祉や環境保全、復興支援などへの募金を呼び掛ける目的で始まりました。
記念すべき初代ランナーのお笑い芸人・間寛平さんは、この番組で普段の姿から想像できないくらい真剣に取り組む姿が大衆の心を掴み、一躍時の人となりました。以降、マラソンに縁のない著名人たちが毎年ランナーとして出演し、当日までの過酷な練習、本番のひたむきな姿が番組を挙げて特集され、多くの人々に感動と勇気を届けています。
24時間テレビ歴代ランナーと走行距離一覧
開催年 | ランナー | 走行距離 |
1992年 | 間寛平 | 153㎞ |
1993年 | 間寛平 | 200㎞ |
1994年 | ダチョウ倶楽部(肥後克広、寺門ジモン、上島竜平) | 100㎞(※交代制) |
1995年 | 間寛平 | 600㎞(※神戸~東京間を7日間で完走) |
1996年 | 赤井英和 | 100㎞(※最終ランナーとして参加) |
1997年 | 山口達也(TOKIO) | 100㎞ |
1998年 | 森田剛(V6) | 100㎞ |
1999年 | にしきのあきら | 110㎞ |
2000年 | トミーズ雅 | 150㎞ |
2001年 | 研ナオコ | 85㎞ |
2002年 | 西村智美 | 100㎞ |
2003年 | 山田花子 | 110㎞ |
2004年 | 杉田かおる | 100㎞ |
2005年 | 丸山和也(弁護士) | 100㎞ |
2006年 | アンガールズ(田中卓志、山根良顕) | 100㎞(※交代制) |
2007年 | 萩本欣一 | 70㎞ |
2008年 | エド・はるみ | 113㎞ |
2009年 | イモトアヤコ | 126.585㎞ |
2010年 | はるな愛 | 85㎞ |
2011年 | 徳光和夫 | 63.2㎞ |
2012年 | 佐々木健介・北斗晶ファミリー | 120㎞(※交代制) |
2013年 | 大島美幸(森三中) | 88㎞ |
2014年 | 城島茂(TOKIO) | 101㎞ |
2015年 | DAIGO | 100㎞ |
2016年 | 林家たい平 | 100.5㎞ |
2017年 | ブルゾンちえみ | 90㎞ |
2018年 | みやぞん | 161.95㎞(※トライアスロン形式) |
2019年 | 近藤春奈、よしこ(ガンバレルーヤ)、 水卜麻美、いとうあさこ | 148.78㎞(※タスキをつなぐリレー形式) |
2020年 | 「チームQ」(高橋尚子、吉田沙保里、陣内貴美子、松本薫、野口みずき、土屋太鳳) | 120㎞(※コロナ禍のため、私有地を利用した募金ラン) |
2021年 | 岸優太(King&Prince)、城島茂(TOKIO)、水谷隼、荒川静香、川井梨紗子、五郎丸歩、田中理恵、長谷川穂積、丸山桂里奈、林咲希 | 100㎞(※男女混合のリレー形式) |
2022年 | 兼近大樹(EXIT) | 100㎞ |
笑顔全開!2022年の24時間テレビマラソン
2022年の24時間テレビは、人気YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」メンバー(二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨)がメインパーソナリティを務め、「会いたい!」をテーマに様々な企画にチャレンジしました。
番組のメインとなるマラソンにチャレンジしたのは、チャラ男でブレイクしたお笑いコンビ・EXITの兼近大樹さん。「勉強も運動も嫌いで、何も成し遂げたことのない人間が、24時間走ることを達成させ、たくさんの人に恩返ししたい。いろんなことを投げ出した自分への挑戦だ」として、自ら立候補しました。「常に笑顔で走る」ことを目標に掲げた兼近さん。走行中はファンに手を振ったり、カメラの前でおどけたりとサービス精神たっぷりな姿をお茶の間に届け、無事時間内にゴールイン!苦しい中でも明るさを忘れない、彼の芯の強さに心打たれる、思い出に残るマラソンとなりました。
まとめ
今回は、24時間テレビマラソンの歴代ランナーや今年のマラソンについて紹介しました。24時間テレビマラソンのフィナーレで流れるZARDの「負けないで」を聞くと、歴代マラソンの名シーンが蘇る方も多いのではないでしょうか。ランナーたちの熱い走りを今一度思い返しながら、自分自身を奮い立たせたいですね。