アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を生み出した庵野秀明監督による新作特撮映画『シン・仮面ライダー』が3月18日に公開されました。過去作の『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』も大きな話題作となりましたが、今作はどんな映画になるのでしょうか?話題の『シン・仮面ライダー』について紹介します!
シン・仮面ライダーとは
『シン・仮面ライダー』は、仮面ライダー生誕50周年企画作品のひとつとして制作されました。石ノ森章太郎の原作漫画『仮面ライダー』を、庵野秀明脚本・監督によりリメイクさせた作品となっています。キャッチコピーは「変わるモノ。変わらないモノ。そして、変えたくないモノ。」。1971年に放送されたテレビシリーズ、石ノ森章太郎の原作漫画を参照しながら描かれる新たな物語となっています。
あらすじ
頭脳明晰にしてスポーツ万能の青年本郷猛は謎の秘密結社SHOCKERに連れ去られ、バッタの能力を持った改造人間である人外合成型オーグメント・バッタオーグにされてしまう。
恩師である緑川弘博士と、彼の娘ルリ子に助けられる形でSHOCKERから脱出するが、SHOCKERの追手であるクモオーグに緑川博士を殺されてしまう。
辛くもクモオーグを撃破した本郷は、仮面とマフラーを身に着けた戦士「仮面ライダー」を名乗り、アンチSHOCKER同盟の協力の元、博士の遺言に従いルリ子を守るべく戦いに身を投じる。
登場人物/キャスト
【仮面ライダーと緑川ルリ子たち】
- 本郷猛/仮面ライダー役:池松壮亮
- 一文字隼人/仮面ライダー第2号役:柄本佑
- 緑川ルリ子役:浜辺美波
【SHOCKER】
- 緑川弘博士役:塚本晋也
- ハチオーグ役:西野七瀬
- コウモリオーグ役:手塚とおる
- 緑川イチロー役:森山未來
ほか
スタッフ
- 原作:石ノ森章太郎
- 脚本・監督:庵野秀明
- エグゼクティブプロデューサー:白倉伸一郎
- 企画・プロデュース:紀伊宗之
- プロデューサー:小出大樹、和田倉和利
- ラインプロデューサー:森徹
- アソシエイトプロデューサー:川島正規
- キャラクターデザイン:出渕裕、前田真宏、山下いくと、庵野秀明
- サイクロンデザイン:山下いくと
- 音楽:岩崎琢
- 衣裳デザイン:柘植伊佐夫
- 准監督:尾上克郎
- 副監督:轟木一騎
- 配給:東映
- 制作:東映、シネバザール
- 製作:「シン・仮面ライダー」製作委員会
シン・仮面ライダーの見どころは?
公開直後から早くも話題になっている『シン・仮面ライダー』ですが、どのような魅力があるのでしょうか?見るかどうか迷っている方向けに、本作品の見どころを紹介します。
①本格的なアクションシーン
スピード感溢れるアクションシーンは、絶対にスクリーンで見ておきたいです。本作はスーツアクターをほとんど使っておらず、アクションもほぼ主演の池松壮亮さんが演じています。仮面ライダーの跳躍力を活かした戦闘や、お馴染みの必殺技・ライダーキックで敵を破壊するシーンには目が釘付けになるでしょう。他にも本格的なバイクアクションやガンアクションなど、見ごたえのあるシーンが満載です。
②メッセージ性のあるストーリー
庵野秀明監督の作品はメッセージ性の強いものが多いですが、『シン・仮面ライダー』も同様です。本作のメッセージは、過去作と比べると分かりやすいものになっています。本郷猛とルリ子の物語に終始引き込まれるような作りになっており、アクション以外の人間ドラマも見ごたえがあります。優しい本郷猛が力を恐れて葛藤するシーンなど、登場人物の心理描写にも注目です。
③サプライズキャストの出演
豪華なキャストは、本作品の見どころの一つです。特に、『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』といった過去作を見た人には嬉しいキャストも登場します。政府関係者役として竹野内豊、斎藤工といった面々が登場したり、サソリオーグというキャラクターを長澤まさみが演じたりもしています。それだけでなく、松坂桃李、安田顕、仲村トオル、手塚とおる、市川実日子、本郷奏多といったキャストもサプライズ出演。主役級の俳優が一瞬だけ登場したりもしているので、一瞬も目が離せません。
最後に
話題の特撮映画『シン・仮面ライダー』について紹介しました。本作には仮面ライダーファンにはたまらない演出が多くあるようですが、何も知らない人でも見ても楽しめたという声が多いです。今注目の話題作『シン・仮面ライダー』をぜひ劇場でご覧になってみてください!