新入社員は必ず初日に挨拶を求められます。
そこで、失敗しない方法、ポイントを押さえておきましょう。
新入社員の挨拶でありがちなタブー失敗しない方法を知っておく
タブーを知っておくのは重要です。
多々ありますが、一般的に多いやりがちなことを挙げてみます。
・当たり前すぎて印象に残らない(時間の無駄と思われてしまう)
例『精一杯頑張りますので、ご指導よろしくお願い致します。』
逆に精一杯頑張らない新人は嫌ですよね。実は当たり前のことを言ってしまっています。
・先輩の立場を敬えていない
例『前職の経験を生かして〜』
先輩は大体新人の頃は失敗してその経験を乗り越えて今成果を挙げている人がほとんどです。
それを、まだ何もしていいない人が既に成功を収めるかのように聞こえてしまいがちです。
これはやってしまいがちで指摘されることも少ない事例のため、覚えておくと良いと思います。
要は、自分はこれからなんだ!というのを分かっている人間なのかどうか、が印象を良くしたり悪くしたりするとも言えるでしょう。
・『人前で話すのが苦手なのですが〜』という保険
新人に必要なのは、挑戦するフレッシュな姿勢です。
失敗した時の保険なんて、誰も期待していません。むしろ、失敗した方が印象が良い場合もあります。
自信がない新入社員が挨拶で失敗しない時の裏ワザ
メモを手のひらに持って、話している最中にチラっと見る
ことです。
なぜそれがいいのか?
社会人は、『何事も準備して臨む』ことが当たり前です。逆を言えばそれができていない人は常識がないとみられます。
その観点では、完全に準備しているので好印象です。
さらに、頭からメモを読み上げるわけではなく、途中で緊張して次の言葉が出ないから準備していたメモを見た。
という印象になり、精一杯頑張るイメージにつながります。
ここで、ポケットに入れておくと、それはそれで取り出すサマが格好悪いので、手のひらに小さなメモを持っておく。
というのが、ポイントです。
テクニックよりも見た目に気を使うべき
人間は見た目での印象が9割です。
例えば、総理大臣の話し方、話している情報を覚えているでしょうか。
ほとんど覚えていないですよね。
でも、『頼りない』とか、『信頼性に欠ける』など、印象は決まっているはずです。
でも演説を見たわけでもなく、国会放送をみているわけでもない。
すべてが第一印象の、しかも見た目で決まっているのです。
新入社員でもそれは同じです。まず最初に現れた瞬間から、おそらく○○な人、というレッテルを貼られています。
スピーチであがってしまう方
私も、複数人の前で話すと混乱してあがってしまいます。
ただ、今までいくつものスピーチを経験して来ました。
それによって、あがり症は解決することができました。ポイントは。ルールです。
冒頭でんはこれをいう。褒めるにはこの表現を使う。など。フォーマット化が成功の秘訣です。
それでも不安な場合は、知人の前でロープレする。
知人とはいえ、相談でなくコんサル以来であれば必ず通ります。
必ず心を掴む方法がある
謝辞はどちらかというと定型文に近い、言わなければいけない文章、です。
後半は、自分色を出すチャンスです!ここでは、意気込みを話すのが最もベターで好印象です。
営業職の場合)
『全くの未経験ですが、皆様の足を引っ張らないように毎日必死に勉強させて頂きますのでよろしくお願い致します。』
や
『誰よりも汗をかいて学ぶべきだと思っているので、ご指導よろしくお願い致します。』
など、意気込みをこめると覚悟が伝わりますよね?
経験がなかったり、口下手でもちょっとした言葉を選ぶだけで、人の心をつかむことができますので、20分くらいノートに向き合って考えてみたりもいいと思います。