近年では急速に電子マネー化・キャッシュレス化が進むものの、LINE Payサービスが2025年で廃止されることが決まり、PayPayに一本化するとのことですが、一方で楽天の勢いも増しています。楽天には様々な機能があり、お得に生活するにも消費者が情報不足で追いついていない部分があります。今回は、楽天Edyと楽天ペイの違い、またどちらの方がお得なのか、ポイント二重取りの方法についてご紹介します。
楽天Edyと楽天ペイの違いは?
ここでは楽天Edyと楽天ペイの違いを紹介します。
楽天Edyとは
楽天Edyは事前にチャージした残高の範囲内で支払いを行う「前払い式」の電子マネーなので、残高がないと決済が不可能です。現金もしくはクレジットカードでチャージすることができます。また、Edy支払いをするだけでポイントが200円ごとに1ポイント貯まり、楽天カードであればチャージするだけで200円ごとに1ポイント貯まります。
ただし、貯まったポイントの中に、通常ポイントに加えて、キャンペーンで有効期限の設定された期間限定ポイントがあります。楽天Edyでは期間限定ポイントの利用ができないのが特徴です。
楽天ペイとは
スマホ決済が簡単にできるアプリで、事前にチャージせずにクレジットカードから支払いをするか、楽天キャッシュからのチャージ払いのどちらかで支払い方法を選択できます。会計金額に応じて楽天ポイントを貯めることができます。楽天ペイは通常ポイントも期間限定ポイントも利用でき、有効期限の短いポイントから順に消費されるというルールがあります。楽天ペイは楽天Edyよりも使えるお店が少ないのが現実です。
楽天Edyと楽天ペイはどちらがお得?
楽天Edyよりも楽天ペイの方が、ポイント還元率でみると高くなっているようです。ただ、楽天Edyにしても楽天ペイにしても、楽天カードでチャージをしてから利用する方がポイントを多くゲットできる仕組みになっています。
楽天Edyの場合
200円で1ポイント、つまり利用金額の0.5%のポイントが付与されます。楽天カードから楽天Edyにチャージした際は、+0.5%のポイントがもらえます。1ポイント=1円でポイント利用することができます。
楽天ペイの場合
楽天ペイのポイントは、チャージ払いなのかポイントもしくはクレジットカード払いかによっても還元率が異なります。チャージ払いの場合、楽天カードからのチャージで1.5%分のポイント還元があります。
また、楽天銀行やラクマからのチャージだと、1%のポイント還元率になっています。ポイント払いもしくはクレジットカード払いの場合は、1%分のポイント付与となっているため、もし楽天カードを持っているのであれば、クレジットカード払いよりも一度楽天キャッシュにチャージをしてから利用した方が全体的に見てもお得です。
楽天ペイならポイントの二重取りができる?
楽天ポイントを貯めたい方は、対象店舗で楽天ポイントカードを忘れずに提示すれば、ポイント還元とは別に、楽天ポイントカードに最大1%分のポイントを貯めることができます。例えば、楽天ポイントカード加盟店で1000円の買い物をしたとして、楽天カードを紐づけた楽天ペイで支払いをした時、本来は楽天カード利用分1%つまり10ポイントしか入らないところ、ポイントカードがあれば0.5%分併せて15ポイント獲得することができます
まとめ
今回は、今さら人には聞きづらい楽天Edyと楽天ペイの違い、どちらがお得なのか、そしてポイントの二重取りについてご紹介しました。せっかく使うならポイントもザクザク貯めたいですよね。ぜひこの機会に、楽天カードも併せて登録して、沢山のポイントをゲットしてください。楽天ポイントカードを利用できる加盟店も少しずつ増えていて、身近なお店でも使えるので、忘れずにポイントカードを提示してくださいね。