副業が成功し、さぁ脱サラ!という方が必ずと言ってもいいほど想定外に陥る部分。
メンタル面の落ち込みです。
それはなぜか?世の中の雇用というのは基本的に事業を基に発生しています。
つまり、誰か起業家がいるわけです。その起業家は何をしているかというと、先を読んで次はどう動くべきか。どんな問題が起きそうか。それに対してなんの打ち手を打つ必要があるのか。それを考え実行しているのです。
会社員はそれをやらなくていいから、そこに責任を負っていないから給料が安い。当たり前の事です。
ただ、自分が生み出している売上を考えたらなぜこんな給料なのか?ということに当然なってきますから、普通に起こりうる事です。
副業で脱サラしたらどんなことが起こるかというと、当然思っていたほど拡大できない!
や
プラットフォームが変わって、根本から稼ぎ方が変わってしまった!
や
いきなり新規参入ハードルが下がって、稼げなくなった!
など多かれ少なかれ起きてきます。
そうなってくると問われるのは、あなたの経営手腕です。次の打ち手をどうするか?
何かが起きてからでは遅いのです。そこに対応していったとしても相当なパワーがかかってくる。
本当にこの仕事を続けていていいのか?そう思う事が1日1日増えていく事でしょう。
ぞっとします。
でも、逆を言えば何かで成功すればその成功の全てはあなたの手に入ります。それを社員に還元するのか次の投資へと回すのか、それもすべてあなたの自由です。
大きな成功の陰に大きなリスクがつきものだってことは誰もが知っていることですが、副業ん脱サラだってそうです。
世の中そう簡単にはできていません。
そこの部分を理解した上で、副業脱サラに取り組めばそれでいいはずです。
メンタル面のバランスが崩れる話は以上ですが、それをどうコントロールしていくか?
なぜ発生するか?それを考えて行きましょう。企業というのは本来楽しく刺激的で夢のあるものです。
どうコントロールしていくかの前に、どうしてバランスが崩れるのか?を考えて行きます。
会社員時代と比較してどう環境がかわったか?です。
①こんなに働かなくていいのか?
→会社員は忙しいです。作業が多いですし、効率化されているため無駄がありません。
しかし企業をしてみると、意外と役所に出す書類であったり無駄な時間に思われるような作業が沢山あります。
それで調べて1日が終わる。。そんなこともあるかもしれません。
せかせかよく働いていた人ほど、真面目な人ほどその業務量のギャップに苦しむ可能性があります。
対策としては、
なれること。そして、結果で仕事をみていくことです。
どれだけ働いたか?ではなく、どの成果を出したのか?で仕事をしたかどうかを見ていく。
今月の売上を100万上げる。
それならそれだけをやればいいんです。100万あげるためにどれだけ仕事をするか、誰と会うか、どれだけPCに向き合うか。
それは無視です。
逆を言えば、その目標の高さを自分で決める事を今までしていなかったから、誰か他の人がそれをしていたから(上司や本部)楽だったんです。そう言われれば当たり前なのですが、意外とハマリます。これ。
②先行きが見えない
楽観的な人ほど起こりやすいです。
今の手取りが副業で20万。であれば、脱サラして時間をかければ40万にできるのでは?
そううまくは行きません。今20万なら、新しい要素が入ってくれば、30万40万と増えるでしょう。
しかし、ビジネスは成長しなければ衰退です。今20万でそのままのビジネスモデルなら、18万・15万と下がっていく事でしょう。
世の中は進化していますから当たり前です。
副業、というアドオンの仕事が、メインとして目の前に現れた時に、人は気づくのです。
こんなこと30年後も同じようにいくはずない。
じゃあどうするか。
毎月毎月、進化することを決めて進化する。そして進化したかどうかを振り返る。
その繰り返しです。
これ、決めてやらないとなん10年でもそのままです。
古い商店街の文房具屋・本屋さんとか、何十年もやって新しい業態があるのに、彼らはそのままです。
その理由は、変わることを決めてこなかったからです。