『給料が安すぎて、本当は嬉しいはずの給料日が毎月憂鬱な気分になる。』
ワーキングプアという言葉が世に出て久しいですが、誰もがそうなりたくてなっているわけではありません。
年収が低い職業TOP10
厚生労働省のデータからランキングを作成
1位:ビル清掃員(約221万円)
ビルの清掃を行うスタッフです。
正社員よりもパートスタッフなどが多い職業で、管理職も少ないため、年収は低い。
不動産の管理会社から業務を委託して清掃員を派遣する業態であり、いわば不動産の賃貸収入からの下請けの下請けという立場になっていて給料が低く設定されている。
https://twitter.com/kuroneko_no_12/status/480653930896953345?lang=ja
2位:農家(123万円)
データ上そうなっている。という表現が正しいかもしれません。
農家である以上、個人事業主であることがほとんどです。雇われ農家というのはあまり聞きません。
そのため、給与と経費の境目が曖昧でデータとしては信憑性が低い。
しかし、農家に雇われている方の年収は圧倒的に低い。
基本的に単純作業の繰り返しで季節性が高いので1年の半分ほどは仕事がない。
最低賃金が1500円になってしまったら物価は上がっても農家の給料はそのままだから死ぬ
— mo (@ice_kaito2525) December 4, 2016
3位:漁師(259万円)
こちらも農家と同じコメントになるでしょう。
両氏の場合は、どの漁業を行うかによって収入が激変。
昆布なのかカニなのか、はたまたサンマなのか、で倍以上の給与差が出る。
さらに、不作の年もあるため、極端に年収が低い年もある。
給与申告が正しいかどうかも曖昧。
給料が安すぎる漁師なんだが質問ある? https://t.co/kWG1JY75L8
— JapanOnly相互支援goopie (@goopie2) November 12, 2016
4位:給士従事者(266万円)
まずそもそも給仕従事者とは?
飲食物の提供を主に行うサービス提供者のこと。
主に飲食店のホールスタッフなどのことを指し、飲食店のシェフを除いたスタッフ〜店長までを指す言葉です。
2位3位の農家・漁師tp比べると信用性がはるかに高いデータ。
年収266万円の月額給与は、22万円で社会保険などを抜いた手取り給与で18万円弱(ボーナス支給なしの計算)
飲食店の材料原価は3割以上とも言われており、給仕従事者には特別な資格も必要ないため人件費は削られがち。
・喫茶店のウエイトレス・ウエイター
・バーなど酒場の給仕人
・ワインソムリエ
・飲食店のフロア・ホール係(飲食店)
などが該当します。
https://twitter.com/sekaino_gunners/status/809755934817820672?lang=ja
5位:理容・美容師(267万円)
木村拓哉のドラマ『ビューティフルライフ』などで話題になった【カリスマ美容師】などを連想する職業。
今や美容室の数はコンビニよりも多く、日本全国の信号機の数より多い!!
美容業に従事するためには、『美容師免許』の国家資格を取得しなくてはならない資格必須職業であるにも関わらず年収はワースト5位以内に。
美容業のコストの半分以上が人件費であるにも関わらず、年収を上げるに至らないのは美容室自体の売上がさほど上がっていかない業種であると言える。
給料や休日、福利厚生と整えても退職していくスタッフはいる。待遇面の改善はしなくてはいけないことだけどキリがない。スタッフが残る会社にするのは経営者の想いだと思う。 #美容室経営
— 瀧澤潔 (タッキー)週休2日・日曜休みの取れる豊田市の美容室BURN&BEAN代表 (@burnhair) December 17, 2016
6位:ホームヘルパー(284万円)
超高齢者社会である日本であり、資格が必須の職業であるホームヘルパーの年収は低い現状。
出張して介護を行う仕事柄、労働環境のコントロールが難しく精神的にもキツさを感じている人が多い業態でもある。
仕事の内容が家事の延長であり代行、と言われることもありながら有資格者の仕事であるため、年収が上がりにくいジレンマを抱えている。
https://twitter.com/lonely_victory/status/740823441885003776?lang=ja
7位:警備員(295万円)
こちらは定年退職後のアルバイトとして従事する方か、天下り先で警備社員として働く方が大半をしめる仕事。
警備従事者の平均年齢は47.3歳と年収ワースト10の中でもダントツに高い。
https://twitter.com/hirofukami/status/790571586260578308?lang=ja
8位:福祉施設介護員(300万円)
こちらも超高齢化社会の日本であれば高給を取っていてもおかしくない仕事。
現状としては。派遣型のホームヘルパーよりも、若干福祉施設に入居・通ってもらうタイプのサービスに従事する方が給与は高く設定されている。
主に入居型の施設で入居者に介護サービスを提供する。もちろん入居型のため夜勤も発生するため従事者の負担は大きいと言える。
介護現場にロボットかぁ…
発展しすぎると職員がいらなくなりそうで複雑な気持ちだけど。。
人不足を補うためにロボットを使う前に介護職員の処遇改善、給料を上げてください(。>_<。)
介護の向上、利用者様のためにロボットを補助的に使うのはいいことだと思う#とくダネ— ほず@大知識人 (@nkymzh) November 29, 2016
9位:用務員(306万円)
学校で主に修理や保守点検などを任されているスタッフのこと。
学校が雇用主となるため、業務内容に比べ待遇は充実している方との意見が多い仕事。
こちらも天下り先や定年退職後の仕事として活躍している場合が多く、従事者の平均年齢は54.1歳。
https://twitter.com/enko700/status/553064254140456961?lang=ja
10位:パティシエ(310万円)
こちらは『見習い』というポジションがある職人職であるため、年収平均は低め。
売れっ子のパティシエとなれば年収1000万円も夢ではないですし、独立して経営者になる道もあるため年収のバラつきが多い仕事。
平均年齢39歳というのも他の仕事に比べ若め。夢を追いかけたい若者に人気の仕事。
https://twitter.com/hana_reon/status/797735210376794112?lang=ja
給料が低い仕事には理由がある
そもそも儲かりにくい業種、若いうちは稼げない仕事、などなど、その業種によって給与が低い理由がしっかりあります。
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