増やすために、まずやらなければいけないのはないところから作りにいくことではありません。
どういうことかというと、増やす・生やすということは、ゼロからイチを作りにいく。ということです。
それは最先端の医学をもってしても難しいものです。そこで目を向けて欲しいのが、育毛剤です。
いまある髪をまず大切にする
これは、なくならないため、というのもあるのですが、もうひとつ大事な役割があります。
それは、なくなってしまった環境を整えるには、今の髪を育てられる環境になっていればいい。そういう考え方です。
今ある髪が放っておくと人よりもなくなってしまう環境、それが改善されたかどうかのバロメータは、今の髪が育ったかどうかで判断する。ということです。
育毛材は、頭皮が分泌する皮脂の量を常に適切に保ってくれます。なので、使用していくと自然と次の髪も生えて育ちやすくなる環境が出来上がるのです。
頭皮の環境というのは、じつはとってもデリケートな部分です。毎日ゴシゴシ洗われて、雨が降ったらまず最初に晒されるのは頭皮。。なかなかハードな役割をこなしているのが頭皮です。
環境を整えるとは具体的に?
まず、頭皮は今どう言った状態かを考えます。頭皮には毛穴があり、そこから髪が生えています。
そして、頭皮には10万本もの毛穴が密集しています。それを毎日シャンプーをして洗っているのです。
さらに毛穴からは皮脂という脂が分泌され、その量も多ければ残るし、少なければ頭皮が乾燥しやすくなっている。という状態です。
第一にシャンプーの洗い残しが絶対にあります。よ〜く洗っているつもりでも、小さなくぼみのある頭皮の表面を洗っているだけではノンシリコンでもシリコン入りでも同じです。絶対に洗い残しが発生しています。その洗い残しがあることで、頭皮の皮脂の分泌のバランスが崩れるのです。
頭皮のマッサージまでしっかり行えば洗い残しは無くなりますが、育毛剤を使ってしっかり皮脂の分泌量のケアを行いましょう。
育毛剤はなんの役割を果たすのか
育毛、育毛って言うけど、本当に育毛されるのか?!しかも高いし!
大丈夫です。しっかり育毛は理論に基づいたものです。
どういったことかを説明すると、まず、育毛剤の役割はどんなものかというとサイクルを正しくする役割です。
先ほど10万本の毛穴、という話をしましたが、毛穴からは誰しも最初は平等に毛が生えています。でも、生えるペースよりも抜ける、離脱するペースが早いと薄毛に悩む状態へとなっていくのです。ただそれだけなんです。
育毛サイクルを整える上で最も育毛剤が効果を発揮するのは、生えたての若い髪を成人毛、大人の髪にする段階の髪を守ります。ある程度育ってしまえば、ちょっとやそっとのことでは抜け落ちない強い髪へと変わっていきます。
その強くなる過程を守るのが、育毛剤です。
さらに髪も強くする
髪の毛は、正確に成長過程を表すと「成長期→退行期→休止期」という過程を踏んで成長していきます。
成長期の後半においては、すでに髪は大きく成長していますから、これ以上成長させたり太くすることはできません。
ただ、育毛剤にはこの髪の強度を上げる要素が含まれています。
髪は知っての通り、キューティクルというウロコのようなもので守られています。
このウロコがキッチリ閉じている状態と緩んでいる状態。どちらが髪として強度があると思いますか?
トリートメントというと、男性は無縁に感じてしまうと思いますが、髪の強度アップもトリートメント成分です。その効果が育毛剤には入っている、ということです。
ストレスを溜めないことも育毛のうち
ストレスを溜め込んだり、生活習慣、食生活の乱れによって頭皮の皮脂の分泌バランスは崩れます。その皮脂がたまってしまえば、今まで頑張って対策してきたことが水の泡です。
そうしないためにも、悩まずポジティブに生活することはとても大切です。