親からは『将来は公務員になりなさい』と言われていた方も多いのでは??
実際公務員はどれだけ稼げる?そして生活レベルはどれくらいになる??
平均年収|月収とボーナス
平均年収
平均年収:600~630万円
※平成27年度国家公務員給与等実態調査より
平均月収(月給)
平均:41万4000円
ボーナス等
50~80万円(1回あたり)
一般企業の部長レベル・上場企業の課長レベルの生活レベル
公務員は仕組みとして、生涯雇用を前提としています。
そのため、長くいればいるほど稼げる仕事な訳です。
長く在籍することによって、上場企業の課長レベルは約束されます。
上記はエリアによって変わる
生活レベルの平均は高いですが、全国平均のため地域によって数字は変わってきます。
もちろんTOPは『東京都』の735万円です。
平均年齢は41歳と普通よりも若干だけ若め。
再開は、兵庫・千葉・岡山・奈良・さいたまにある小さな市で606万円。
こちらも日本の平均年収から考えると高い水準と言えるでしょう。
エリア別の数字はこちらから確認できます。
給与は手当が重要
【生活補助給手当】
・住居手当
・扶養手当
・通勤手当
・単身赴任手当
【地域給的手当】
・地域手当
・広域異動手当
・特地勤務手当
・寒冷地手当
【職務の特殊性に基づく手当】
・棒給の特別調整額
・管理職員特別勤務手当
・特殊勤務手当
【時間外勤務等特別の勤務に対して支給する手当】
・超過勤務手当
・休日給
・夜勤手当
・宿日直手当
【賞与等に相当する手当】
・期末手当
・勤勉手当
【その他】
・本府省業務調整手当
・初任給調整手当
・専門スタッフ職調整手当
・研究職調整手当
など、多くの手当が用意されています。
この手当の中から、勤務する地域によって額が変わってきます。
級地 | 主な支給地域 | 支給割合 |
---|---|---|
1級地 | 東京都特別区 | 20/100(20%) |
2級地 | 大阪市、横浜市 | 16/100(16%) |
3級地 | さいたま市、千葉市、名古屋市 | 15/100(15%) |
4級地 | 神戸市 | 12/100(12%) |
5級地 | 水戸市、大津市、京都市、奈良市、広島市、福岡市 | 10/100(10%) |
6級地 | 仙台市、宇都宮市、甲府市、岐阜市、静岡市、津市、和歌山市、高松市 | 6/100(6%) |
7級地 | 札幌市、前橋市、新潟市、富山市、金沢市、福井市、長野市、岡山市、徳島市、長崎市 | 3/100(3%) |
年収が高い理由は『時間外手当』にもある
時間外手当というのは、残業や休日出勤など通常の勤務時間以外に働いた場合に支給されるものであり、基本的に全て支給されます。
一般企業であれば、これが支給されない。だから勤務時間が長くても給料が変わらない。
その結果、時給換算した時に給料が安い!という認識になってしまうのです。
残業代は「超過勤務手当」・「時間外手当」といった名目で支給されますが、金額としては「時間給×労働時間×支給割合」として計算。
給料はもちろん月給で支払われるのですが、都合上時給換算し、上記の式で計算して時間外手当が支給されます。
初任給は地域によるが平均19.7万円
これは、低いです。今時の一般企業の初任給も20万を割るところは少なくなってきました。
そう考えると、長く在籍することで年収が上がる。仕組みである以上最初は年収が低い。と考えるしかありません。
公務員が勝ち組
そうでない声が多くなってきているのも現実です。
平均額もそうですが、下記によって金額は変わります。
・大卒
・高卒
最初は低い!と割り切って長く勤めることを考えるべきです。
どんな仕事をしても楽に稼げる事はないので、コツコツ頑張るか、一般企業で成果をあげてのし上がるか。
よく考えて仕事を選びましょう!