FXを初めた初心者がまず最初に思う事は、『絶対に負けない方法はないか?』だと思います。
そして初めは円ドルで始めている人が多いですね。
円ドル相場で絶対負けない方法は無いにしても、初心者でも円ドル相場の予想をしっかりして勝つ方法があります。
初心者円ドル相場予想の鍵|トレンドフォローという取引方法
これは、簡単に言うと9時・17時・22時からだけ取引をしようというFXのやり方です。
冒険さえしなければ必ずと言っていいほど勝てます。
そのためにはFXの仕組みからしっかり学んでおきます。いきなり上記の時間から闇雲に取引し始めても勝てないのでご注意を!
初心者円ドル相場予想の鍵|勝つか負けるかは情報力で決まる
だからプロには敵わないのです。
例えば
・米雇用統計(失業者数)
この1ヶ月でどれだけの失業率になったか、というものです。
失業率が増えれば当然、米ドルの力は下がりますから値も下がります。
まさに今、米ドルの取引をしようという1分前にこのニュースが出ていたら?
その流れとは全く別の取引をしてしまう可能性が高いですよね。
なので、初心者といえど情報は掴んでおかないと『必ず負ける』状態に追い込まれます。
初心者円ドル相場予想の鍵|重要な指標だけを知っておく
最初はこれで大丈夫です。
FXにべったり張り付いて取引するデイトレーダーまではやりたくない、手軽にやりたい。
そんな方が多いと思います。
しかし上述の様に、情報は勉強しておかないと負けるのがFXです。
最小限の勉強で勝てる方法はしっかりあるので安心して下さい。
重要度MAXの指標だけを知っておいて、そのほかの指標は『今は』無視して取引する。
無闇に取り引きするよりもこれでグッと前進しました。
これだけで勝率UPです。
初心者円ドル相場予想の鍵|具体的な重要指標
●雇用統計
ー非農業部門の雇用者数と失業者数
例であげた指標です。自国経済の強さを如実に表す指標なので、重要指標MAXです。
例えば、日本でも就職氷河期といえば景気が悪いですよね?リストラのニュースが多ければ、こちらも景気が悪いと言えるでしょう。
それと同じことを国として数字で正確に発表している数字になるのです。
※日本時間での発表時間
毎月第1金曜日
・夏時間:日本時間午後21:30
・冬時間:日本時間午後22:30
●四半期GDP
四半期毎に集計される米国内で生産された財とサービスの付加価値の総額です。
個人消費・設備投資・住宅投資・在庫投資・政府支出・純輸出で構成されています。
アメリカ経済全体の景気の動きを知るために重要度はMAX。
※日本時間での発表時間
1・4・7・10月下旬 22時30分
以上の2つはトレンドフォローとは関係なく、圧倒的な影響力を持つ指標です。
そのため、上記の時間帯前にはポジションを持っておかない(全て決済して何も買い建てたり、売り建てたりしていない状態)で迎えます。
その他の重要指標は重要度MAXでは無いものの、必ず見ておく最高クラスの需要指標と覚えておいてください。
欧州中央銀行(ECB)政策金利
欧州中央銀行(ECB)の最高意思決定機関がユーロ圏の金融政策を決定。
ECB役員会の6名とユーロ導入国の中央銀行の総裁で構成される。
原則的に2週間ごとに開催され、月の1回目の理事会で政策金利が発表。
ISM製造業景況指数
米供給管理協会(ISM:Institute for Supply Management)が製造業約350社の仕入れ担当役員にアンケート調査を実施して発表。
景気転換の先行指標と言われ、非常に早い段階で発表される事から注目度が非常に高い指標。
この指数が50%を超えれば景気拡大、下回ると景気後退と言える指標です。
ISM非製造業景況指数
上記指標の製造業を除く、サービス業などの業種に対しての指標。
FOMC議事録公表
連邦公開市場委員会。日銀の金融政策決定会合に相当する金融政策の最高意思決定機関で、決定された公開市場操作の基本方針がNY連銀へと影響していきます。
ADP民間雇用者数
2006年から発表が開始された新しい経済指標であるものの、労働省の非農業部門雇用者数の先行指標として注目されている雇用者数指標。
新規失業保険申請件数(前週比)
失業した者が失業保険給付を初めて申請した件数を集計したもの。
本指標は景気の動きに敏感に反応するので景気先行指数にも採用されている注目指数。
ここまで読んでもらえれば、だいたいどの様なものが重要指数になって、どう為替に影響していくかが理解して頂けると思います。
その他は注釈を省略しますが、重要指標まとめです。
貿易収支
小売高指数(前週比)
ミシガン大学消費者信頼感指数
消費者物価指数
工業生産
設備稼働率
住宅着工件数
建設許可件数
フィラデルフィア連銀景況指数
中古住宅販売件数
新築住宅販売件数
四半期個人消費
耐久財受注
個人所得
個人支出
個人住宅販売留保指数
CB消費者信頼感指数
トレンドフォローとは指標発表『直後』取引のこと
重要指標が発表される前後というのは、『波』が発生しています。
その重要指標の波を掴んで波乗りの様に取引する手法をトレンドフォローと言います。
さらに、冒頭で述べた様に、9時・17時・22時からだけ取引することが重要です。
なぜ重要指標が大事だと言っているのに、時間が決まっているのか??
その秘密はまた次回!