「仕事辞めたい」そう思って筆者も転職を繰り返した経験があります。
その時に困るのは、『なんと言って辞めるか』『辞めて本当にいいのか』ですよね。
私は世界的大企業の契約社員→正社員になり管理職のステージを用意されても辞めた経験があります。が、今はその時よりも幸せな生活を送っています。
「辞めたい!」その素直な気持ちは間違っていないので、自分と向き合う良い機会として将来も考えてみましょう。
辞める理由は『本音』でなく『受理されやすい』理由を
本音は説得されやすい
もう少し正確に言うと、本音というと『愚痴』『不満』『高望み』などが含まれている可能性が極めて高いです。
愚痴は聞いて貰えばスッキリする
辞めます!というタイミングでないと言えないことは多々あります。
そのため、『一旦改善を試みるから!』と言われると、まず退職は無理です。
なぜなら『あなたの言っていることを信用できません』『あなたがそれをできると思いません』と上司に言わなければ、愚痴の原因を理由に辞めることはできないからです。
私はそういったことを言ったことがありますが、あまりおすすめしません。
このタイミングで愚痴を漏らすと大体聞いてくれます。が、それが長期的に改善されることは期待できないかもしれませんね。
『不満』も聞いてもらうと何も言えない
『社内で協議してみる』『上に話をあげる』『改善している途中だ』と言われると、こちらも何も言えませんよね。
そのため、不満の原因を理由に辞めるとこちらも難航します。
『高望み』の場合はさらに時間がかかる
・もっとやりたい仕事がしたい
・もっと給料がほしい(正当に評価されたい)
・勤務時間等を改善したい
このあたりのもっと整った環境で働きたいという部分は、極論その職場の中でも多少は時間が解決してくれる問題です。
仕事の幅は役職があがればやりたい仕事をもらえたり、ひいては自ら仕事を作り出す権限を与えられたり。
給料はもちろん時間が解決しやすいですし、勤務時間等も熟練して効率がもっと上がれば解決に向かっていくものです。
なので、その道筋を示されると何も言えません。強いていうなら『そんなやる気ないです』くらいですが、そんなことを言えるわけもありません。
辞めやすい『退職理由』
まず大前提、『100%嘘ではない』理由であるべきです。
なぜなら変化球の提案や質問が来た時に対応できません。
実家の祖父母がピンピンしているのに、『介護のため』などというと、嘘をついている負い目を感じて退職交渉することになるので、ほぼバレるか難航します。
なので、嘘ではないけど通りやすい大人の理由を選んで最低でも「確かに当てはまる」内容を選んで上司と話す様にしましょう。
退職理由:男女共通編
家庭を充実
・両親・祖父母の看病をしたい
・子供と過ごす時間を増やしたい
体調不良
・うつ病と診断された
・吐き気など、とにかく体調が悪い
転職先が決まっている
・先輩・友人と起業する
・もしくは雇われる
・他者に誘われている
・行きたい会社に内定した
海外パターン
・ワーホリに行きたい
・海外で長期的に生活し働きたい
・留学がしたい
・長期旅行に行きたい
退職理由:女性編
彼と結婚予定
・彼が転勤するのでその前に結婚準備をしておきたい
・結婚してすぐに子供が欲しいので婚活したい
・遠距離の彼のところで同棲して結婚準備したい
家庭を優先したい
・旦那のフォローに回りたい
・子供が欲しいので婚活したい
・育児に専念したい
体調不良・妊娠
・女性の病気に悩まされている(子宮内膜症など)
・生理不順で体調が悪い
・妊娠した(安定期に入った)
退職理由:男性編
実家を継ぐ
・実家のビジネスを継ぐ
・その準備のため関連会社やその事業の従業員になる
・継ぐために関係する仕事を経験しておく必要がある
退職理由は言わなくてもいい
実は、退職に理由はや了承は必要ありません。
会社の規定にそって「退職勧告」していれば何も言う必要はありません。
少し??ですかね??
会社と労働者は対等な関係であり、労働者というのは「労働力というサービス」を会社に売って給料を得ているわけです。
しかし、今日辞めます。では困るので、社内規定で退職者は○ヶ月目に通知する。などど規定しているのです。
そのため、規定通りの○ヶ月前に「辞める」意思を辞表で伝えれば勝手に辞めてもいいんです。
しかし、一般的には同僚やお世話になった上司のためにそれはできないので、しっかり辞める理由を話して納得してもらう様にしているのです。
上司が取り合ってくれない、会社の社労士などに相談の上、形に残る辞表を使って意思を表明しましょう。
仕事が辛いなら無理するは必要ない
世の中の平均年収は2016年現在で下記の数字です。
・20代ー354万円
・30代ー467万円
・40代ー564万円
・50代ー701万円
※男女混合
地域にもよりますが、地価の高い東京の労働人口の多さを考えれば、そう高い年収ではありません。小規模都市になれば平均年収は低いということ。
金額的なことだけを考えれば、世の中の労働者はそんなに高い給料をもらっていない。ということはいつだってリスタートすることが可能。ということになります。
転職を機に年収は上がる可能性もありますし、私の例で言うと、すべての転職で年収は大幅に上がりました。
「仕事辞めたい」こんな気持ちになっていたら要注意
こんな気持ちになることが2つ以上あるなら要注意かも…
・仕事をしていても面白みを感じない
・布団から出られずいつも出社時刻ギリギリに
・とにかくだるい
・毎日仕事を休もうと決意する
・いますぐ仕事を辞めたい
・毎日、仕事に行くことが辛い
・朝目覚めた瞬間から憂鬱感が襲ってくる
・表情が疲れていると言われる
・歩くスピードも遅くとぼとぼ歩きになる
・自分だけが取り残されているような気分になる
・辞めても再就職できないと思ってしまって八方塞がり
2つ以上該当する場合は「うつ病」の可能性があるため無理は禁物です。
仕事辞めてどうする?転職編
まず思いつくのは「別の仕事をする」という選択肢。
これはほぼ決まると言っていいでしょう。
なぜなら、昭和〜2000年くらいなら、仕事よりも求職者の方が多い「労働力過多」の状態でした。
今はどうかと言うと、ホテルやコンビニなどにも外国人が勤めている状況。
これは単に労働力が安いなどの理由ではありません。
「働く人がいない」のです。今は完全なる労働者優位の市場ですので、言うなれば「働く意思があれば仕事はある」という状況です。
そして、平均年収は上記の通り。生きていけない様な給料の仕事につかなくてはいけない可能性はとても低いと言えるでしょう。
転職で失敗しないためには
職種は変えない
営業なら営業、販売なら販売。帰ると年収は下がりやすいです。
なぜかと言うと、「即戦力にならない」からです。教育する時間とリスクがあるので、転職時の年収は下がる傾向にあります。
業界は変えてもいい
ただ、できる限り似た商慣習の業界にしておくと、採用担当者も活躍するイメージがつきやすいです。
辞める前に転職先を決める
採用の決裁権がある人間は、マネジメントの役職についている人間です。
同じ転職でも「嫌だから辞めた」のか「先を考えての転職か」この違いは心象として大きな差があります。
面接で前職の悪口は一切言わない
どんな酷い環境の職場であっても、それを新しい職場の最初担当者に話すのはNG。
どんなに酷くても好印象なことは99%ない。そう思っていてください。
例であげるなら
OK:給料が未払いで安定した生活ができない(違法性がある)
NG:上司がパワハラで理不尽(違法性が解釈による)
逆にどんなことも前向きな言葉に置き換えて話すと、もっと好印象になること間違いなしです。
仕事辞めてどうする?独立・起業編
今時はPC一台あれば稼げる時代、あとはそのやり方次第です。
このサイトの中でも少し触れていますので参考に。
仕事辞めてもPC一台で稼ぐ
Googleアドセンスのアフィリエイトで稼ぐ
この方法で生きている方は相当数います。以外と現実的です。
が、やり方がすべて。誰に教わるかです。
アドセンス合格の方法はこのブログで紹介しています。
amazonせどりで稼ぐ
せどりで稼ぐことができます。一般的には古本などのせどりが該当しますが、PCせどりは外出せずに稼ぐことができる方法です。
売れる商品を見つけるまでには時間がかかりますが、見つければ半永久的に稼ぎ続けることができます。
FX(外貨為替取引)で稼ぐ
私は初心者独学から始めて片手間で最低でも毎月10万円以上は勝っています。
トレンドフォローという方法を使えば初心者でも闇雲に取引するよりも、勝率高く取引することができます。
株式投資で稼ぐ
こちらもFXと似た様な投資になりますが、FXよりは難易度は高く、用意する額も多少高くなります。
おすすめはETFの上場投資信託の購入です。株式投資にも関わらず、投資先を複数選択できてリスクヘッジが容易。さらに手数料が安いのが魅力です。
仕事辞めてどうする?婚活編
これを機会に主婦業に専念!!
ですが、基本的に男性は表向きは「俺が稼ぐよ」スタンスですが、そこまで甲斐性のある男性もこのご時世多くないので実際は「稼げる嫁が欲しい」とも思っている男性も多いです。
例えば看護師が人気なのもこう言った建前と本音のギャップがあるためです。
見つけるなら年収600万以上
600万なら月収35万〜40万で賞与が80万前後の計算。
ある程度、主婦業に専念しても不自由のない生活が送れる最低レベルです。
生活レベルを下げても専業主婦はできる
公営(市営)住宅なら驚く様な家賃で生活することができます。
無理に年収にこだわらずに、賢い生き方を主婦業で実現していくのも良いです。
仕事を辞めて将来が広がることもたくさんある
いかがでしたでしょうか。
今の生活とは違った可能性も多々あったのではないでしょうか。
仕事を辞めて生活リズムや関わる人が変わることで、価値観も変わって大事なことも変わってくることもあります。
今は悩んでいいても、一歩踏み出したら見える景色が一気に変わる可能性は高い!
人生一度。
退職理由はしっかり考えて次のステージでの活躍をどんどん考えて行きましょう!