せどりは事業者です。言ってしまえば個人商社です。なので、いきなり始める前に予行練習しておくのもいいと思います。
副業ですから、自分にあった稼ぎ方でないといけないですよね。それを判断するためにまず少し稼ぐことから始めていくのです。
オススメはフリマアプリ
え?って思うかもしれませんが、これが意外とせどり業に通じる部分があるから面白い。せどりとは何をやっているかというと
商品を探す→仕入れる→在庫する→陳列する→販売する→梱包する→発送する
ということをやっているわけです。そこでフリマアプリで私たちは何をするかというと
在庫する→陳列する→販売する→梱包する→発送する
ということをやるわけです。商品を探して仕入れるということはすでに自分が行って持っているものを売るんです。
なぜここでオークションじゃないかというと、時間です。フリマアプリなら価格設定は容易ですし、値下げ交渉もあるので、価格設定を間違えても売れる可能性が高い。その点オークションだと、価格設定を間違えた瞬間売れない期間が続くという負のスパイラルを起こす可能性が極めて高いのです。
そこで何を練習するのかというと
・梱包&発送を学ぶ
・稼ぐことを学ぶ
この2点です。
・梱包&発送を学ぶ
梱包発送に関してCD・DVDを売るなら、プチプチが必要ですし、プチプチ入りの封筒も100円均一に売っています。
定形外ギリギリで遅れる角2号なんて封筒もあります。
が、これ1枚いくらか計算できますか??100円均一だから、と甘く見ていて1枚100円だったらこんぽうの仕方を考えないと、そう思いませんか?CD300円で売って送料150円の梱包費200円の合計350円。その時点で赤字ですし費やした時間を考えたら超大赤字です!
その計算をできるようになるために、梱包というもののコストの相場を知るためにも体で学んでいくことをオススメします。
・稼ぐことを学ぶ
稼ぐことを学ぶ。これはなんとも表現しがたい部分なのですが、言うは易し、やるは難しの項目ですね。
だいたいコストの計算ができるようになってくれば、いくらまで値引きしたら困る。というものなど分かってくるはずです。でももう一つ大事なものを見逃しています。自分自身、つまり経営者の時給です。これを考えたら本当に100円の利益でいいのか。。とか。つまり手間に対しての利益を考える必要があるということです。
さらに、1週間に1回しか売れないならもっと手間がかかった様に感じるでしょう。毎日同じ様に同じ作業を必要とするものが売れていく。そうすれば習慣化するため、熟練します。そうすると時間がかからなくなって時給も下がる。つまりは売れる価格設定を覚え出したりして経営力が増すと言うことです。
簡単に 在庫する→陳列する→販売する→梱包する→発送する と言いましたが、こんなにも多くの学びを必要とするものなのです。世の中って面白いですよね〜!
本を売るならこのアングルの写真が必要、とかそんなことまで熟練していくのですから。練習あるのみです。
さらにオススメなのはAmazon出品
なぜこのAmazon出品がオススメかと言うと、売る技術をあまり必要としないからです。
フリマアプリなどだと、写真を撮ってコメントでアピールしていく手間がかかります。当然、そのスキルが高くて時間も使えれば人より高く売れるのですが、今から始めてみようかな。。初心者の方にきっとそのスキルはないでしょう。フリマアプリで20商品出品するとなると、余裕で2時間近くかかります。
稼ぐために始めたのに最初にそんなハードルあるのか。。きっとそんな気持ちになってしまうはずなので、Amazonがオススメです。最低価格も表示されているので、売ることが目的ならすぐに実現します。
商品を適正価格で売りさばくことよりも、少し安くても売れる実感を得る。その方が最初は大事です。楽しくなければ続かないので、少し選択肢として考えてみてもいいかもしれません。