毎日残業あって体が辛い。というか残業しない日が無い。
そんな仕事には就きたくない!求人段階ではわからないから、予め『残業が多い職種』で絞れば、『当たり前残業』は回避することができる!
大手求人サイトが残業が多い職種を具体的にしない理由
簡単です。それはお客様だからです。
確かに事実、業界的に残業が『当たり前』な職種もありますし、企業側もそれを認識している。
けれども、それをわざわざお金を払ってあげている求人広告サイトに指摘されたくないのです。
個人で言えば、せっかく飲食店に行っているのに、『今日最も注文が少なくて、長居しているのはこの方々です!』そう言われているような感覚に近い。
『あなたに言われる筋合いはありません!』そう思って当然なわけですから、リアルな情報は世に出ません。
残業が多い仕事【広告業】
担当するクライアントによって全てが決まります。
広告業のゴールは、営業のように契約獲得がゴールではなく、『この広告で納品してくれという指示』を得ることであり、広告内容はあくまで手段です。
総合広告代理店などは配属チームごとに担当するクライアントが決定し、広告宣伝費の予算が多く出稿金額が多いクライアントは必然的に激務に。基本的に答えのないゴールを追い続ける仕事であるため、その量が多くなればなるほど激務になります。
小規模クライアントが多いチームなら、発注が少なく結果的に仕事が少なくなる。
広告宣伝費の10-30%が、広告代理店のマージンになりますので、出稿費が多くなるほど、代理店も儲かることになるからです。
答えがないことの理由にクライアント社内の連携不足があります。
大手企業ですと、係長クラスの現場の担当者と、最終決裁者の課長や部長がいます。
普段は、現場の責任者の係長クラスとやり取りをして、係長決裁を貰って広告のクリエイティブ制作に着手しているのに、最終決裁者の部長・課長の鶴の一声で、方針が全く違うことになることもあります。要は、『気分』で決まると行っても過言ではないです。最初は適当に任せていただけど、最終納品物に納得できないからひっくり返す。という状態です。
残業が多い仕事【営業】
営業職の残業パターンで最も多いのは外回りによる残業ではないでしょうか。
営業職である以上、移動時間は仕事をしていないから、その分残業で取り戻せというわけです。
とはいえ外回りの日は、資料作成や日報・顧客管理表の記入などは業務時間外に行わなければいけないため、残業をする必要が出てきますよね。
また、その日の商談でお客様に再提案や資料の再作成をする必要が出た場合、その対応もしなければいけませんよね。
終電まで残業をするということも当たり前にあります。18時に帰る営業はむしろ『かっこいい』存在という会社が多いはず。
しかしこのジレンマは営業職であるならば避けて通れない宿命、と考えておいたほうがいいかもしれません。
まとめ
結論としては、『クライアントと密接』な職種ほど成果主義であり残業を余儀なくされます。
しかし、残業は悪いものではなく代わりに『ビジネスパーソンとしての成長』の機会を得ていると言えます。
残業が辛すぎて身体を壊すのはいけませんが、できる範囲で仕事に精を出して未来の可能性を広げていけたらいいですね!