医療事務という言葉は、正しくは『医療事務というスキル』と言えます。
医療事務というスキルを資格化したものが、『医療事務検定資格』となり、『医療事務検定資格』は10種類以上にも及びます。
まずは、どんな種類があるのかを知って、対策を考えていきましょう!
医療事務資格の種類
とにかく種類が多いです。一括資料請求などを利用すれば1回だけの入力で複数のスクールに資料請求できます。そして、医療事務の通信講座の費用が一目瞭然でわかるのも嬉しい点です。
まずは、『いくつか種類がある』ということを理解して、絞っていくのがオススメ。
その中でも採用担当者が重視する様な資格は下記が考えられます。
診療報酬請求事務能力認定試験
医療事務関連資格の中で唯一の国家認定資格です。
医療保険制度・診療報酬・医学知識・介護保険制度など幅広い知識が求められる資格試験ですので、それだけ難易度も高く、医科の合格率は30%前後とかなり低い数字となっています。
それだけ挑戦する価値がある資格と言えるでしょう。
医療機関からの信頼の高い資格の一つではありますが、余程自信がなければいきなりこの資格を目指すのではなく、他の資格を取得してから狙っていくのが王道と言えると思います。
メディカルクラーク検定(医療事務技能審査試験)
メディカルクラーク検定は、(財)日本医療教育財団が主催する検定試験で、1級・2級の設定です。
1級・2級とも受験資格が設定されているため、未経験者が受験するためには通信教育(ニチイやユーキャンなどの通信教育)を受講し、受験資格を満たす必要があります。
受験資格が必要な分だけ他の資格に比べ信頼性も高く、それによって人気の資格となっています。
医科 医療事務管理士(R)技能認定試験
「医科 医療事務管理士(R)技能認定試験」は、技能認定振興協会(JSMA)が実施している技能検定で、医療制度・医学一般・保険請求事務と範囲が広く、レセプト作成の実技試験があるのが特徴と言える資格です。
ユーキャンの講座を修了することで在宅受験が出来ることから取得する人が多い人気の資格です。
今は就いていないけれども、これから医療事務の仕事に就きたい!そんな方は、まずこの資格取得を目指すとよいでしょう。いわゆる入門資格と言えます。
まとめ
闇雲に資格試験を受けない。
これだけ多く資格があるということは、それだけ差別化していて、見る側も目が肥えていると言えるのです。それだけ複雑ということですね。
そこに『医療事務関連ならいいや!』と簡単な気持ちで受けるよりは、しっかり下調べした上で自分にピッタリな資格試験の受験、勉強が大事だと言えるでしょう。