毎日の生活で欠かすことのできない「睡眠」は人の3大欲求のひとつです。
1日平均8時間睡眠をとるとすると、1日のおよそ1/3が睡眠時間。人生の1/3は睡眠でできているのです。こう考えると睡眠というのはとても大事な時間なのです。
そして寝ている間にエネルギーの合成・筋肉や骨の補修と成長・記憶の整理等々、様々なことが行われています。
しかし、何気なくしている寝方にも善しあしがあるのをご存知ですか?
日本人に特に多いと言われている「右向きの寝方」についてご紹介します。
右向きで寝ることのメリット・デメリット
メリット
一般に、食後に横になる場合は右向きが良いとされています。これは胃の形と消化の構造の理由からですが、実は胃の形によって変わってきます。日本人の場合はほぼこちらの右向きが良いとされています。
そもそも、食べてすぐ横になると、逆流性食道炎等になる恐れがあるのでしないようにしましょう。
デメリット
では右向きで寝ることのデメリットは何でしょうか。
まず、リンパ系の流れが滞る恐れがあります。リンパの分布は左右対称ではなく、左を下にしたほうが流れがスムーズだという説があるので、むくみやすい人は右向きのクセを治すといいかもしれません。リンパの流れを良くしましょう。
次に血流が圧迫されやすくなります。右側には主に動脈が通っているので、寝返りをしない人は注意しましょう。血液の循環が悪くなってしまいます。
また、逆流性食道炎になりやすい人は右向きで寝るべきではありません。右向きに寝てしまうと、強い胃酸が食道を傷つけ、咳や胸やけ等の症状がでる場合があります。食べてすぐ横になる癖があり、上記の症状がある場合はとくに注意です。
以上、右向きの寝方が癖になっている人が注意すべき項目でした。
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