もともと不動産の仲介業者のアパ○○ショップで勤務していた筆者から言わせると、同じマンションでも「人によって初期費用が違う」という事実がまかり通っていた業界でした。
お金を取れる人からは取って、取れない人からは取らない、極論そんなことが起こっていました。
セブンイレブンでコーヒーを誰が買っても100円です。(キャンペーンを除いて)
しかし不動産業界は、その複雑さゆえ、時と場合、そして人によってかかる費用は全く変わってきます。
その理由の詳細はこちら「同じ物件でも隣の部屋は家賃が違う?条件が変わる理由」としてこちらの記事で詳細を説明しています。
初期費用を抑えるコツ
私たち入居者側が格安で引っ越すためには、「初期費用を抑えてもらう」方法を取るのがベストです。
賃料を下げるより、初期費用を抑えてあげる方が不動産オーナーからすると実行しやすいわけです。
例えば家賃が7万円の物件を例に挙げると
①家賃を5千円減額する(基本最低2年契約ですね)
→ 5千円×24ヶ月=△12万円
②初期保養の礼金「家賃1ヶ月分」を無料にする
→ △7万円
①と②の差は5万円もあります。
しかも、2年以上住んでくれた場合、損失売上はもっともっと増えていきます。
だからこそ、賃料の交渉よりも初期費用を抑えることに注力する方が何度が低いわけですね。
初期費用を抑えることを考える上でまず考えるは、仲介業者の仲介手数料です。
私はこんな経験が何度もあります。
私「○○さん、久しぶり!まだ賃貸の仲介会社で働いてるの〜?引っ越ししようと思うんだけど。。」
○○「久しぶり!まだ働いているよ〜!もし引っ越しするなら、仲介手数料無料でいいよ!」
・・・
ここから言えることは仲介業では、仲介手数料がゼロでも利益が出る仕組みなんですよ。
よく考えてください。
あなたが例えば八百屋さんだとして(なぜ八百屋?!かはツッコミなしで)
100円で仕入れたトマト、200円で販売していますが、人気のトマト。放っておいても悪くなる前に必ず売れます。
そこに知り合いがやってきて、「このトマトおいしそうだね!!買おうかな??」
そこで、あなた「知り合いだから90円でいいよ!(10円赤字)」とはならないですよね?
200円のところ150円でいいとか、「利益は出るけど(少ないけど)、普通より安い価格」を指定するわけです。じゃなかったら仕事ではありません。
仲介業でも同じで、仲介手数料を入居者からもらわなくても、広告料として物件オーナーからマージンが入る仕組みになってます。
だから、仲介業者は手数料無料でも喜んで物件案内してくれるわけです!
だれでも仲介手数料無料にしてもらう方法
知り合いがいないと結局仲介手数料は無料にできないのか?!というと、そういうわけではありません。
でも仲介業者の店舗に訪問して、仲介手数料無料なら案内してもらってあげてもいいです!なんて言えないです笑
「はじめまして!突然ですが安くしてもらえますか?!」って言って店に入ると同じ、もしあなたでも門前払いするでしょうね。
賃貸マンション・アパートの業界でも問い合わせた人は全員「知り合い価格」で案内してくれるサイトがありました。
筆者も今回利用して初期費用のキャッシュバックも受け取ることができました!
結果的にだいぶ安くなったし、現金が振り込まれるとなんだかさらに得した気分になりますね。
デメリットとしては、運営者の顔が見えないから連絡が来るまで不安。
物件って人に頼むものという習慣だったのでそこは少し不安でした。(3時間後に担当者からメール連絡がきましたが)
こういったサービスを賢く使えばもっともっと引っ越しはしやすくなるのかもしれないですね。