いままでの「今年の漢字」清水寺で発表されるワケとは?

12月の風物詩として恒例の行事となった「今年の漢字」発表。

2017年の漢字は「北」でした。

北朝鮮がミサイルを2度、日本上空に発射し、国民の不安を募らせた年。

2016年の漢字は「金」でした。

オリンピックでの日本の活躍と、カネ絡みの不祥事が取りざたされた年。

清水寺で発表される意味

日本で最高峰の知名度を誇る「清水寺」を使うことに意味があります。

日本を代表するお寺である「清水寺」の森清範貫主に、まつるのです。

漢字は清水寺で清書された後、清水寺のご本尊・清水型十一面千手観音像に奉納するという儀式までしっかり行います。

漢字に託された今年の世相がこの儀式をすることによって清められると考えられます。

そして、今年の漢字の発表が12月12日と師走なかばであるので、これから迎える年末、そして新年が明るい年になるようにとの願いを込められて儀式が行われるのです。

これまでの今年の漢字

2010年以降の今年の漢字歴代

2009年「新」(シン/あたらしい)

政治や企業、そして芸能ニュースなど、世の中が新たな一歩を踏み出した年。

新しい時代に期待したいという期待が多く寄せられた年。

2008年「変」(ヘン/わる)

世界的な金融情勢の激動のニュース、日米の政界においても不祥事や政権の不安定などの変化。

また食の安全性に対するものの見方を考えさせられる年。

物価の上昇が止まらず生活の変化も感じられたという声が多数。

さらに世界的規模の異常気象などの特段の変化を感じた年。

2007年「偽」(ギ/にせ)

身近な食品の改ざん問題、政界での不祥事、スポーツ選手の不祥事など、次々と「ニセ」「ウソ」が発覚した波乱の年。

何を信じたら良いのか、わからなくなったとの声も多かった年。

2006年「命」(メイ/いのち)

悠仁様のご誕生があった年。

日本中が祝福ムードに包まれた「命」を国民全体が感じた年。

いじめによる子どもの自殺なども多く取りざたされた年であり、飲酒運転での子供の被害などもあった。

 

 

漢字一文字で一年を言い表す難しさがありますが、アンケート方式の投票制であるこの今年の漢字に秘められた国民の意思はとてもふかい意味合いをもっていそうです。

新年や新生活など、新しいスタートのために漢字一文字で抱負を考えて見るのも面白いかもしれません。

 

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